外伝の西川さん回は取材して作りました

西川さんは前者。実際にサイバーコネクトツーに所属しているスタッフのひとりであり、取締役であり、そのまま本名で出演してもらっています。
今回の外伝を執筆する前に本人に連絡して「取材していいですか?」とお伺いを立てて話を聞きました。
取材はだいたい電話でやることが多いです(今回も電話でした)。
「そもそもの幼少期から話を聞かせてください、知ってるけど改めてという意味です」
「生まれた場所は? その時の両親は? 兄弟は?」
「どんな学校でした? 部活動は? 卓球部? なぜですか?」
「最初に遊んだゲームソフトは?」
「ゲームクリエイターになりたいと思ったきっかけは?」
「具体的にどんな勉強をしましたか? 手ごたえはどうでした?」
「いっしょに学ぶ友人は? どんな友達でしたか?」
「サイバーコネクトツーというゲーム会社を選んだ理由は?」
こういった話を順番に聞きながら、A3サイズの裏紙に私がどんどんメモをしていくような感じです。
1時間ほど話を聞きながらメモの中から使えそうなネタや、くっつけられるポイントなどを見つけて、私の中で全体の構成が見えたらそこで取材完了です。
スーパーファミコン版『RPGツクール』

「そんなのでいいんだ」と思われるかもしれませんが、そう思う人は実際に作ってみてください。
ほとんどの人が「作ってみよう」と思って作り始めても、完成まで至ることがありません。
途中で挫折してしまう人が多いんです。みんな作ってるうちに途中で満足してしまう。そして、思いのほかゲーム制作という工程が面倒くさいということを思い知ります。
だから「もういいや」ってなっちゃう。
最初に作り始めたゲームソフトを完成させるまでやりきる時点で才能あり! ということなんです。
これはマンガだって同じなんですよね。「描きたい!」って言う人ほど、描かないし最後まで完成しない。
どんなものでも構わないのでまずは最初から最後まで1作品を完成させる、ということから始めましょう。
正式に使用許諾をいただきました

西川さんから話を聞きながら『RPGツクール』の発売時メーカーを調べ直したらKADOKAWAグループのアスキーだったので「なんだ、だったらそのまま出せるじゃん」と思ってファミ通の編集担当者に「許諾取ってきて!」とお願いしました。
もちろんグループ会社だけあって話はスムーズでしたね(ご快諾ありがとうございました)。
ネームの確認と該当コマの確認、ラフの提出、作画&仕上げ後の確認、そしてマルシー表記、といった流れで確認を取りました。
いわゆる版権元の監修ということですね。
松島先生の次回予告カット

「ゲームってこんな容量ひつようなんだ……」
と切に感じた瞬間です。ちなみに、いちばんはまったゲーム制作ゲームは『リトルビッグプラネット』です。
さぁ、次回の『チェイサーゲーム』は、2026年2月9日に公開します。また、この話は2月30日(月)まで公開を予定しています。
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