『ガンダム』富野由悠季の名著『映像の原則 改訂二版』11月5日発売。映像作家のバイブルが時代にあわせて進化、13年ぶりに改訂
 キネマ旬報社は、アニメーション監督・富野由悠季氏の著書『映像の原則 改訂二版』を2024年11月5日に発売する。定価は紙書籍版が1980円[税込]、電子書籍版が1760円[税込]。
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 本書は『機動戦士ガンダム』や『伝説巨神イデオン』、『OVERMAN キングゲイナー』や『Gのレコンギスタ』などを手掛けた富野由悠季氏による映像演出技術書。

 すべての映像における演出の原則は同じであるという観点から、映像作品を撮るための基礎知識、心構え、応用法などを全12章で詳細に解説している。旧版はアニメーション関係者のみならず、多くの映像作家がバイブルとしている名著だ。

 初版は2002年に発売、2011年に『改訂版』が発売され、このたびの『改訂二版』は富野氏自らが再び手直しや新規原稿を加え、13年ぶりに時代にあわせたアップデートを施した内容となっている。ちなみに発売日の11月5日は、富野氏83歳のお誕生日とのこと。

 “上手(かみて)、下手(しもて)”の役割の論理的な解説など、作り手はもちろんいち視聴者にとっても作品を観る“視点”が変わる書籍となっている。
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※画像はキネマ旬報社 公式サイトより引用