戦極姫5〜戦禍断つ覇王の系譜〜(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
戦国武将のすべてが美少女という設定と、歴史の“もしも”を描いたシナリオはシリーズ恒例。見た目によらずガチな作りのシミュレーションパートは、もう少し見やすくしてほしかった。新規書き下ろしの9大名のシナリオはボリューム満点。全国マップがシームレスになり、タッチスクリーン対応なのもなかなか便利。ただ、チュートリアルなど、初心者への施策があまり充実していないのは気になる。
週刊ファミ通1357号より
前作と比較して、システム面での大きな変化はあまり見られないが、マップ画面をシームレスに操作できるようになったのは便利。欲を言えば、ピンチインやピンチアウトでの拡大縮小機能が欲しかったが、タッチによる操作との相性は良好。武将の美少女化や、史実とは異なるシナリオも楽しい。合戦は、淡々としていて長引きがちなので、もう少し展開にメリハリがあったり、テンポがよければと感じた。
週刊ファミ通1357号より
アドベンチャーパートを主体にしたり、侵攻エリアを制限するなど、ルートごとにシナリオを強く打ち出すための工夫があり、独自性を感じます。TCGのように豊富な絵柄の武将たちが魅力的なので、シミュレーションパートにもキャラを活かした演出がもっと欲しかった。時間をかけて全ルートを攻略したい作品だけに、文字の読みやすさやコマンド関連のユーザビリティーがもうひとつなのがストレス。
週刊ファミ通1357号より
各コマンドの実行時に関連データを参照できなかったり、コマンド実行後のシステムのメッセージ表示がやや不親切など、気になる点はありますが、ごくシンプルな操作&パラメーター管理で国取りの過程を楽しめるのは魅力。史実をギャルゲー風にアレンジした各大名家のストーリーは、新鮮味に欠けるがほどよいアクセントに。女の子武将たちのエッチなやられ姿コレクションもやり込み目標になります。
週刊ファミ通1357号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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