Fate/Samurai Remnant(フェイト/サムライレムナント)(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
一騎当千の斬り合いの爽快感に、マスターとサーヴァントを切り換えながら挑むスピード感ある立ち回りと、サーヴァントのド派手な攻撃演出をプラス。戦い以外にも随所に散りばめられた『Fate』要素が化学変化をもたらし、壮大な大江戸ファンタジーへ。しかも、セイバーと猫を探しながら、江戸の“街ぶら”ができるなんて! イベントシーンが長めなのも、世界を楽しむという面ではアリなのかな。
週刊ファミ通1816号より
『Fate』シリーズの新たなストーリーにワクワク。江戸を舞台にくり広げられる“盈月の儀”は先が気になり、プレイの原動力に。マスターを持たない“逸れのサーヴァント”が登場するのもおもしろいポイント。和風のタッチのグラフィックもいい感じ。『無双』シリーズライクな軽快ですぐになじめるアクションをベースに、サーヴァントを召喚、共闘、ときには直接操作もするバトルも痛快。
週刊ファミ通1816号より
無双タイプのアクション+各エリアの探索という、よくあるスタイル。ですが、『Fate』ワールドのできごとを綴るにはピッタリのようで、物語と戦いとがバランスよく、流れるように紡がれていきます。ビックリするほど『Fate』になじむ、江戸の町や日本の英霊たちは見物。和風の演出のもと、マスターとサーヴァントとの共闘から日常が感じられる遊びまで、おなじみかつイレギュラーな作品世界に浸れます。
週刊ファミ通1816号より
“この物語世界でセイバーと生活している”と実感できることに関して、妥協のない作り。いかにもゲーム的なイベントでさえ、セイバーとの思い出としてきらめくよう表現されています。バトルパートは、手癖で剣戟アクションをくり出しつつ、要所でサーヴァントを呼び出して打開……の流れが痛快。大まかな展開はほぼ一本道ながら、キャラの強化手段が多岐にわたるため、プレイ体験は千差万別になるでしょう。
週刊ファミ通1816号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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