ファミ通の編集者が2024年夏のおすすめゲームを語る連載企画。今回紹介するゲームは、スクウェア・エニックスの『新すばらしきこのせかい』です。
※本企画は、週刊ファミ通2024年6月20日号（No.1852／2024年6月6日発売）の特集“編集者38人それぞれが選ぶいまオススメしたい38のゲーム”をWeb用に調整したものです。広告
トマト杉原のおすすめゲーム
『新すばらしきこのせかい』
- 対応ハード：Nintendo Switch、プレイステーション4、PC
- 発売日：2021年7月27日発売
- メーカー：スクウェア・エニックス
- 価格：各7480円［税込］
- 『新すばらしきこのせかい』公式サイト
【こんなところがおすすめ】
- ダークでポップな世界観、驚きに満ちた物語、そしてプレイ後の余韻も
- 本作ならではのユニークで爽快感溢れるバトル
- ロックやヒップ・ホップなど多彩で印象的な石元丈晴氏の楽曲の数々
『すばせか』ワールドとしか言えない独特な世界にハマれ
2024年7月25日にフリューから発売された『REYNATIS／レナティス』には、スクウェア・エニックスの『新すばらしきこのせかい』（以下、『新すばせか』）とのゲーム内コラボが実施されている。
両作が渋谷を舞台にしているということもあってのコラボだが、3年前の『新すばせか』が話題に挙がるのはファンにとってうれしいし、これをきっかけに『すばせか』シリーズの魅力に気づいてほしい。そしてあわよくば今後につながりますように……などという願いも込めて、『新すばせか』を紹介します。
『新すばせか』は、ニンテンドーDSで2007年7月27日に発売された『すばせか』の続編として、2021年7月27日に発売。つまり14年ぶりの続編となったわけだが、これだけ長く支持されているのは『すばせか』の独特の世界観や先の読めない物語、個性的で魅力溢れるキャラクター、ハードの特徴を活かしたバトルシステム、そして石元丈晴氏の音楽など、ゲームを構成する要素がどれもユニークで魅力的すぎたことが理由だろう。
それらの要素はもちろん『新すばせか』にも受け継がれている。
いまや日本のランドーマークとなった渋谷……とは似て非なる次元のUG（アンダーグラウンド）を舞台に、“死神のゲーム”での生き残りを懸けて戦う物語は今回も多くの謎とともに進行。デスゲームものはダークで息苦しい感じになりがちだが、本作ではあまりシリアスさを感じさせないいまどきの若者たち、舞台となる渋谷の喧噪感、さらにロックやヒップ・ホップ、トランスなど、多彩で耳に残る石元氏の音楽などが相まって、殺伐とした雰囲気の中にもポップな『すばせか』独特の空気感が心地イイ！
独特なのはバトルも同様だ。最大6人まで参加するバトルは、バラエティーに富んだサイキックで攻撃するアクション性の高いもの。サイキック発動の操作はシンプルながら、単にボタンを押すだけではなく、連打や長押し、押しっぱなしなどさまざま。“シンクロコンボ”といったサイキック発動のタイミングを見計らって大ダメージにつなげる爽快かつ奥深い要素もあって飽きさせない。
それに加え、成長・強化、コレクション要素も紹介したいがスペースの都合上、断腸の思いで割愛。とりあえず、渋谷を舞台にしたダークでありながらポップでおセンチなゲームとなっており、『レナティス』ではどんな渋谷が描かれるのか、『新すばせか』のキャラがどう絡むのか興味津々なところ。とりあえず、『レナティス』の前に『新すばせか』の渋谷でデスゲームに参加しましょう！
両作が渋谷を舞台にしているということもあってのコラボだが、3年前の『新すばせか』が話題に挙がるのはファンにとってうれしいし、これをきっかけに『すばせか』シリーズの魅力に気づいてほしい。そしてあわよくば今後につながりますように……などという願いも込めて、『新すばせか』を紹介します。
『新すばせか』は、ニンテンドーDSで2007年7月27日に発売された『すばせか』の続編として、2021年7月27日に発売。つまり14年ぶりの続編となったわけだが、これだけ長く支持されているのは『すばせか』の独特の世界観や先の読めない物語、個性的で魅力溢れるキャラクター、ハードの特徴を活かしたバトルシステム、そして石元丈晴氏の音楽など、ゲームを構成する要素がどれもユニークで魅力的すぎたことが理由だろう。
それらの要素はもちろん『新すばせか』にも受け継がれている。
いまや日本のランドーマークとなった渋谷……とは似て非なる次元のUG（アンダーグラウンド）を舞台に、“死神のゲーム”での生き残りを懸けて戦う物語は今回も多くの謎とともに進行。デスゲームものはダークで息苦しい感じになりがちだが、本作ではあまりシリアスさを感じさせないいまどきの若者たち、舞台となる渋谷の喧噪感、さらにロックやヒップ・ホップ、トランスなど、多彩で耳に残る石元氏の音楽などが相まって、殺伐とした雰囲気の中にもポップな『すばせか』独特の空気感が心地イイ！
独特なのはバトルも同様だ。最大6人まで参加するバトルは、バラエティーに富んだサイキックで攻撃するアクション性の高いもの。サイキック発動の操作はシンプルながら、単にボタンを押すだけではなく、連打や長押し、押しっぱなしなどさまざま。“シンクロコンボ”といったサイキック発動のタイミングを見計らって大ダメージにつなげる爽快かつ奥深い要素もあって飽きさせない。
それに加え、成長・強化、コレクション要素も紹介したいがスペースの都合上、断腸の思いで割愛。とりあえず、渋谷を舞台にしたダークでありながらポップでおセンチなゲームとなっており、『レナティス』ではどんな渋谷が描かれるのか、『新すばせか』のキャラがどう絡むのか興味津々なところ。とりあえず、『レナティス』の前に『新すばせか』の渋谷でデスゲームに参加しましょう！
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/13994/aea609fa574e82f7b752d802d6ba24833.jpg?x=767)
