
削り出しメタルボディがもたらす圧倒的な質感

さらに特筆すべきは、高強度の加工ガラスを採用した統合型フロントガラスパネルだ。パネルとフレームがシームレスに一体化しており、滑らかなつながりとクリアーな映像、すぐれたタッチレスポンスを両立している。ただのAndroidゲーム機ではなく、所有する喜びを感じられる製品として仕上げられていると言っていいだろう。

615PPIの高精細ディスプレイが生み出す美麗な映像

こうした縦型スタイルは、往年のアーケードゲームや縦スクロールシューティングといったクラシックタイトルとの相性が抜群。4:3に近いアスペクト比は、レトロゲームを当時の雰囲気のまま楽しめる貴重な仕様と言えそうだ。
刻印を排したボタンと革新的なタッチパッド


アナログスティックがないことで、ポケットやバッグへの出し入れを妨げる突起がなくなり、真の意味での携帯性を獲得した。レトロゲームを中心に楽しむユーザーにとって、スティックレスという選択はじつに理にかなったものかもしれない。
そのほかの充実した仕様をチェック

バッテリーは6000mAhの高密度セルを採用。すぐれた持続力と安定したパワー供給を実現し、最適化された電力バランス設計により、外出先でも長時間のプレイが可能だ。デュアルステレオスピーカーも搭載しており、ワイドな音場で臨場感溢れるサウンド体験を提供する。インターフェースはUSB 3.2 Gen2 Type-C(フル機能、10Gbps)×1、microSDカードスロットを装備。電源ボタンには指紋認証機能が統合されており、ワンタッチでデバイスのロック解除が可能だ。
AYANEO POCKET VERTは、縦型Androidゲーム機という分野に、削り出し筐体と超高精細ディスプレイ、そしてスティックレスという斬新な設計を持ち込んだ意欲作だ。76800円(早期予約の場合)という価格帯は決して安くはないが、所有する喜びを感じられる質感と、レトロゲームに最適化された仕様を考えれば、往年のゲームファンにとって魅力的な選択肢のひとつになるだろう。
カラーはムーンホワイト、ミッドナイトブラック、ラヴァレッドの3色を用意。専用グリップケース(1980円)や専用レザー調ケース(4980円)も別途販売される。興味のある方は、早めの予約をおすすめしたい。
また、2024年11月に紹介した縦型Androidゲーム機第1弾“AYANEO Pocket DMG”において、新色“ブライトシルバー”が1月22日にリリースされたこともあわせて発表。本シリーズは価格改定が行われ、Snapdragon G3x Gen 2 / メモリ8GB / ストレージ128GB搭載のモデルが75980円(約8000円の値下げ)で手に入るようになったので、物理のアナログスティックが付いているほうがいい!という方はこちらもチェックしていこう。

AYANEO POCKET VERTのおもな仕様
- [SoC/GPU]Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 Mobile Platform / Adreno 730
- [OS]Android 14
- [RAM/ROM]12GB/256GB (RAM: UFS 3.1 / ROM: LPDDR5)
- [カラー]ミッドナイトブラック / ムーンホワイト / ラヴァレッド
- [ディスプレイ]3.5インチ LTPS LCDディスプレイ / 1440×1600 / 615PPI / 450int / リフレッシュレート 60Hz
- [インターフェース]1×USB 3.1 Gen 2 Type-C (10Gbps、DisplayPort 1.4)/ 1×microSD 3.0カードスロット / 1×3.5mmヘッドホンジャック
- [バッテリー]6000mAh
- [生体認証]指紋センサー付き電源ボタン
- [Wi-Fi / Bluetooth]Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.2
- [本体寸法]約86.4ミリ×143ミリ×13-20.5ミリ
- [本体重量]約318g


















