『三国志大戦』20周年。ジャーン ジャーン ジャーン「天は我に味方せり!」人気すぎて数時間待ちは当たり前。カードを動かして戦う『大戦』シリーズはここから始まった【今日は何の日?】

高いアクション性と戦略性を両立させた、アーケードゲームの雄

 2005年(平成17年)3月15日は、アーケードゲーム『三国志大戦』が正式稼動を開始した日。本作は、フラットリーダーが搭載された大型筐体を利用し、トレーディングカードを動かしながら全国のプレイヤーと対戦できた『大戦』シリーズの記念すべき1作目。

 『三国志大戦』と言えば、フラットリーダーを利用した直感的な操作。カードを配置した位置に対応する武将が率いる部隊が配置され、カードを動かせばその位置に部隊が移動していく。そして、敵城に張り付つけば敵の城壁(体力)を減らすことができる。
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 対戦は1対1。お互いが8コスト以内という制限の中で、魏、呉、蜀、他といった陣営の武将カードを組み合わせてデッキを作って戦う。勢力ボーナスや武将の兵種、使える計略など、考えることは多く、筐体に付く前からあれこれと戦略を練るのが楽しかった。
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まずはスターターデッキからプレイを開始。プレイヤーネームや戦績は、君主カードに記録される。
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1プレイにつきカードが1枚排出される。カードパックを開けるときのワクワク感がたまらなかった。
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勢力、コスト、兵種、武力、知力、特技、計略など、武将カードの持つさまざまな能力を考慮してデッキを構築していく。
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こちらは、稼動開始時期の週刊ファミ通2005年3月25日号(No.849/2005年3月11日発売)。遊びかたをこと細かく解説していて、当時の盛り上がりがうかがえる。
 カードイラストには、獅子猿氏、風間雷太氏、RARE ENGINE氏など、有名イラストレーターを多数起用し、デザイン性も高く、カード自体も人気に。バージョンアップのたびにカードは追加され、「つぎはどんな武将がどんな姿で描かれるのだろう?」というワクワク感もあった。
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シリーズを通して多くの作品とのコラボし、『蒼天航路』や横山光輝氏の『三国志』といった有名マンガがモチーフのカードも登場したことも。
 戦場ごとに違うBGMもインパクトがあり、筆者は音楽のサブスクサービスでいまでも『三国志大戦』のBGMを聴くことがある。その際には、勝手に武将のセリフが脳内で再生され、プレイしていたときの映像も脳裏をよぎっていく。ジャーン、ジャーン、ジャーン「天は我に味方せり!」。
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 現在は、『大戦』シリーズの最新作である『英傑大戦』が絶賛稼動中。こちらは、三国志だけでなく、中世や春秋戦国時代、日本の戦国時代、江戸・幕末といったさまざまな時代の英傑登場するお祭り的な楽しさもある作品となっている。また、2025年3月25日にはセガのライセンス許諾受けた『魁 三国志大戦 -Battle of Three Kingdoms-』というアプリもリリース予定。今後の『大戦』シリーズの動きにも目が離せない。
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