戦国無双4 Empires(エンパイアーズ)(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
居城に武将を配置して行う“内政”は、見た目のにぎやかさとわかりやすさが向上しており、地味かつ複雑になりがちなシミュレーションゲームの短所をうまく解消している。居城を大きくすると、ちゃんと見た目にも反映されるので、やり甲斐がある。攻めどきを教えてくれる“軍師”は、初心者にはありがたい存在。“神速攻撃”を始めとした、『4』のシステムを継承したアクション部分も、安定のおもしろさ。
週刊ファミ通1397号より
武将の能力や相性を考えて奉行に任命し、さまざまな提案を採用していく政略パートは、若干の複雑さがあるものの、軍師の補佐もあり、不慣れな人でも進めやすい作りになっているのがいいね。エディット武将は、政略に関する能力も設定できるなど、より幅広い個性づけが可能なのはうれしく、さらに活躍の場も増えているのが○。敵のワラワラ感や見た目の綺麗さを求める人には、PS4版がオススメ。
週刊ファミ通1397号より
“内政”は、ドールハウスのような居城にいる武将たちの意見を採用する形で行うので、従来作品よりもかなりとっつきやすくて好印象。視覚的にも楽しい。欲を言えば、壁紙や旗のほかにもカスタマイズできるとよかったけど、グレードアップ後の見た目もなかなかユニークでいいね。結婚などで絆が生じた武将どうしはいつでも切り換えが可能など、内政の内容が合戦に反映されるのもやり甲斐がある。
週刊ファミ通1397号より
内政パートがより直感的に昇華。いい意味での“おままごと感”があり、居城に集まる武将たちの交流を見ているだけでも楽しい。人間関係によってさまざまなミッションが発生したりと、ドラマ性のある展開も魅力。ボリューム満点でやり込み甲斐もあるが、情報過多で、操作やシステムも含めて覚えることが多いのは難。PS Vita版は、敵の表示数が少ないくらいで、ゲーム性は据え置き機版とほぼ同等。
週刊ファミ通1397号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。