フォーオナー(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
爽快感重視で、剣をビュンビュン振り回せるアクションゲームが多い中、武器の“重さ”がしっかりと感じられるバトルが魅力。3方向のガードを使い分けるシステムは、シンプルながら、読み合いや駆け引きが楽しめる。マルチモードが充実しており、なかでも3つの勢力による土地の奪い合いは夢中になれる。画面の文字が大きいのは、読みやすくてありがたいが、もう少しセンスよくまとめてほしかった気も。
週刊ファミ通1474号より
3つの異なる勢力が入り混じって戦う独特の空気感はワクワクする。攻防の駆け引きや緊張感を味わえる剣戟アクションもよくできていておもしろく、新鮮味がある。ストーリーモードも、ボリュームは多くはないが、興味を惹かれる内容。マルチプレイの一部のモードや、キャラのバランスが、粗削りに感じられる部分がちらほらあるものの、対戦はじつに楽しく、コンセプトや世界観が非常に魅力的な作品。
週刊ファミ通1474号より
相手が動き出すのを見てから、どうするべきか即座に判断し、行動を選ぶ近接対戦が斬新。敵の行動は、モーションだけでなくシンボルでも示されるので、慣れないうちからジャンケン感覚で対処できるのがおもしろい。防御に重きが置かれた操作体系も新鮮。死にゲーに通じる難しさで遊び手を選びますが、マルチプレイモードでAIを相手にでき、自信がつくまで練習して報酬ももらえるのは助かります。
週刊ファミ通1474号より
攻撃、防御、ガード崩しの3すくみが、システムとしてよくまとまっている。タイミングを外したり、間合いを空けるといった動きも可能で、対戦ゲームにおいて重要な、深みのある駆け引きが味わえる。複数のルールに応じて、戦いかたを変える必要があるのもいいですな。装備などのカスタマイズの粗さや、ランクマッチの未実装は気になるけど、対戦の楽しさがそれらを吹き飛ばしているかと。
週刊ファミ通1474号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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