3種類の操作方法、カーソル速度など細かくカスタマイズできる難度とバンドメンバーの組み合わせの自由度で、ライト層からガチ勢まで遊べる間口の広さがいいね。とくにJoy-Con操作は、エアギター的な遊びかたもできて気分が上がります。ストーリーやキャラボイス、収録楽曲数のボリューム感と、着せ替えやスキルなどのかわいさ溢れる作りで、ガールズバンドの理想郷をトコトン味わえるかな。

週刊ファミ通1710号より

基本的にはアプリ版の内容をまとめたものだけど、タップ操作以外でも遊べるのが○。ボタン操作は、“フリック”以外はボタンを押し分ける必要がないのでとっつきやすい。Joy-Conを振る操作では、ドラムを叩くかのように体を動かしてリズムに乗るのが快感。テレビの大画面でキャラを愛でたり、アプリ版の期間限定ガチャで登場したメンバーも獲得できたりと、ファンアイテムとしてもしっかり価値はある。

週刊ファミ通1710号より

ボリュームたっぷりのエピソードを読み進めるうちに、各バンドと各キャラへの理解や思い入れが深まっていきました。Live2Dで豊かな表情を見せる立ち絵や、声の演技も魅力的です。リズムゲームは操作方法が選べることで、苦手な曲を克服できたり、あえて慣れないタイプに挑戦してみたりと、遊びの幅が広がるのがいい。収録曲数は若干物足りない気もしますが、ラインアップはバラエティー豊か。

週刊ファミ通1710号より

各バンドごとのアレンジにメリハリが効いていて、自然と“お気に入り”ができる作りが巧妙です……。リズムゲームパートは、ボタンやJoy-Conでプレイするとノーツの要素が減り、よりカジュアルに遊べます（Joy-Conの入力が抜ける感覚には慣れが必要ですが）。キャラや物語関連のコンテンツも小粒ながら充実。既存ファン待望の、というほどの新要素はないものの、マイペースに遊べる点は魅力ですね。

週刊ファミ通1710号より