テニスの醍醐味であるショットの打ち分けによる駆け引きを、タイミングメーター導入と、慣性を持たせた選手の動きによって再現。タイミングメーターの“速さ”と、ショット後のポジショニングに慣れるにつれて、ラリーの手応えが飛躍的に増していく。選手や会場、効果音を含めた演出など、リアルを徹底追求した試合を、マイキャリアを含めて、設定次第でサクッと手軽に遊べる間口の広さもいいね。

週刊ファミ通1849号より

リアル系のテニスゲームとしては最高峰のクオリティーで、臨場感もバッチリ。収録選手のラインアップは、パーフェクトとまではいかないものの、各モードで有名選手と競い合ったり、自分で操作したりできるのはワクワクする。レジェンド選手のジョン・マッケンロー氏の指導を受けられるのもうれしい点。ゲームの操作だけでなく、テニスの基本的な動きかたなどもレクチャーしてくれるのがいいね。

週刊ファミ通1849号より

ここ10年ほどで遊んだテニスゲームのなかで、いちばんおもしろかった！　使える実在選手や、ゲームモードのバリエーションは少なめですが、ラケットでボールを打ち返す遊びそのものに心が弾む調整具合です。実際のテニスの理論、操作方法、各種パラメーターの影響が総合的・相関的に頭に入るチュートリアルも、過去最高クラスのわかりやすさ。マッケンローに教わることでありがたみも増します（笑）

週刊ファミ通1849号より

操作に対する選手の挙動が素直。適切なたとえではないかもしれませんが、1990年前後の家庭用ゲームの感覚で、コースの読み合い、ジャストヒットのタイミング調整に没頭できます。キャリアモード内での試合が、ミニゲーム的に短縮されていることで、プレイを日課にしやすい点もいいですね。オンライン対戦は参加の気軽さ、動作の安定ぶりが魅力。グラフィックは引きの構図なら十分に映えます。

週刊ファミ通1849号より