
決算短信によると、売上高は1兆502億1000万円(前期比6.1%増)、営業利益は906億8200万円(前期比22.1%減)、経常利益は1041億6400万円(前期比18.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1014億9300万円(前期比12.3%増)を記録。売上高は過去最高の記録となっている。
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デジタル事業では、『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』や『鉄拳8』が人気で、DLCの発売を控える『ELDEN RING』のリピート販売も売り上げに大きく貢献。ネットワークコンテンツについては『ドラゴンボール』、『ワンピース』のゲームアプリが堅調な一方、オンラインゲームの新作タイトルが計画を大幅に下回る結果となったようだ。
これにともない今後は、「バランスの取れた最適なタイトルポートフォリオの構築、開発体制の強化を行うとともに、クオリティを重視したファンの期待に応えるタイトル開発を強化する」としている。
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IPプロデュース事業では、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の新規ファン層、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の興行成績更新など、45周年施策も展開される『ガンダム』シリーズIPが好調。『ラブライブ!』や『アイドリッシュセブン』、『転生したらスライムだった件』、『ブルーロック』などのライセンスビジネス・映像配信も安定的に推移した。
また、2026年春には収容客数2000人規模のコンサートホールが建設予定。ホールの開業に先立ち、音楽事業・ライブ事業を担う運営子会社“バンダイナムコベース”が設立されている。
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アミューズメント事業では、国内アミューズメント施設の既存店売上高が前年同期比で103.0%に。“バンダイナムコ Cross Store”や“ガシャポンのデパート”のようなバンダイナムコならではの施設展開が好調に推移したようだ。また、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 オーバーブースト』や人気シリーズのアップデートキットの販売も好調となっている。
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さらに、バンダイナムコIPを軸に、ファンに寄り添う新しい仕組みとして“IPメタバース”を今後開発するとのこと。仮想空間の中で幅広いエンターテインメントを楽しめるほか、バンダイナムコとファン、ファン同士がコミュニティやコンテンツを通じて長期にわたって広く深くつながる仕組みを目指すようだ。ほか詳細は、バンダイナムコホールディングスの決算短信(2024年3月期)を確認してみてほしい。