公開された記事では、2023年4月27日~2024年4月26日までの日本におけるモバイルゲーム収益成長量において、2位の『ロイヤルマッチ』に2.5倍の差をつけてトップになっていることを発表。また、市場別の男女比、年齢分布のデータも公開しており、日本で最も多かった年齢層は25~34歳(38.4%)とのことだ。
崩壊:スターレイルの日本での収益成長量は2位に2.5倍近い差つけトップ、他市場と比べて高い年齢層とゲーマーからの支持が厚い
モバイルターン制RPG『崩壊:スターレイル』が日本市場において、際立った成績を残しています。中国に次ぐ2番目に大きな収益を持つ日本では、主要市場と比較してプレイヤーの年齢層が高く、ゲーマーから圧倒的な支持を得ていることがデータからわかります。
崩壊:スターレイルは収益ランキングトップ10圏内に150日以上、収益成長量では2位に2.5倍近い差
Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、2023年4月27日から2024年4月26日までの世界におけるモバイル版『崩壊:スターレイル』の収益シェアでは、40%以上の収益シェアを持つ中国がトップとなっています。
日本における『崩壊:スターレイル』の人気は、ランキングに反映されています。Sensor Towerのデータによると、2023年4月27日から2024年4月26日までの日本におけるApp StoreおよびGoogle Playのモバイルゲーム収益ランキングにおいて、50位以内が両ストアで350日以上となっています。
また、トップ10圏内で見ると、App Storeでは150日以上、Google Playでは190日となっており、日本市場において安定した収益を確保し続けていることがわかります。
収益成長量で見ると、『崩壊:スターレイル』の際立った急成長が確認できます。Sensor Towerのデータによると、2023年4月27日から2024年4月26日までの日本におけるモバイルゲーム収益成長量で、同作は圧倒的ナンバーワンになっています。
日本では年齢層が高く、ゲーマーに圧倒的支持を得ている『崩壊:スターレイル』
日本のRPDの上昇傾向は、同作のゲーム性が大きな支持を得ていると思われます。Sensor Towerのデータによると、日本では「コアゲーマー」「PCゲーマー」「コンソールゲーマー」からの支持が高く、ゲーマーがユーザーの多くを占めています。一方、アメリカや韓国では「マンガ&アニメ愛好家」からの支持が上位にあり、同作のグラフィックが魅力の1つになっていると推察できます。
一般人口との比較では、『崩壊3rd』(miHoYo)を利用するユーザーが多いことは共通しています。一方で、日本市場に限っては『原神』(miHoYo)も多く、パブリッシャーmiHoYoファンが『崩壊:スターレイル』を支えていることがわかります。
Sensor Towerのストアインテリジェンスのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。
また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。