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『FF6』発売30周年記念の野村哲也氏インタビューが公式サイトで公開。「それまでの集大成としての『6』が特別な存在になるのは当然」

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『FF6』発売30周年記念の野村哲也氏インタビューが公式サイトで公開。「それまでの集大成としての『6』が特別な存在になるのは当然」
 2024年4月2日に発売30周年を迎えた『ファイナルファンタジーVI』(以下『FF6』)。これを記念して、本作でキャラクターデザインやモンスターデザインを担当した野村哲也氏のスペシャルインタビューが公開された。
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 野村哲也氏は『FF5』からシリーズの開発に参加し、『FF7』ではキャラクターデザインを担当。『ファイナルファンタジーVII リバース』(『FF7リバース』)ではクリエイティブ・ディレクターを務めている。

 『FF7』以降のイメージが強い野村氏。しかし、インタビューではもともとドッターだった野村氏にとって、「(ドットによる表現の)最終地点」のようなグラフィックを目指した『FF6』もまた自身にとって特別なタイトルのひとつであることを語る。

 冒頭のオープニングシーンの演出を提案したことや、シャドウとセッツァーの設定は自分のアイデアがベースになっているといった開発の裏話は、『FF6』のファンならば非常に興味深いものではないだろうか?

 また、巨大なボス・神々の像にも触れており、画面を三分割して登場するという演出はもともと想定しておらず、野村氏のとにかく大きいものを作りたいというデザインに企画を合わせてもらった結果だという。

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“ケフカ”のゲーム内グラフィックとデザイン画(『ファイナルファンタジーVI』30周年記念インタビューより)
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“神々の像”のゲーム内グラフィックとデザイン画(『ファイナルファンタジーVI』30周年記念インタビューより)
 『FF6』以外にも、『FF8』に登場するイデアが「それまでのシリーズのラスボスは男性しかいなかったので、女性の、魔女がラスボスという案はどうか」という考えのもと『FF6』~『FF7』の時点ですでにデザインされていたなど、ほかのシリーズに関する話題も飛び出している。 『FF6』をプレイしていない人も、野村氏が関わった『FF』作品のファンであるなら、目を通してみてはいかがだろう?
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