
映画さながらのムービーシーンが話題に
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惜しくも亡くなられてしまったが、小説家の伊藤計劃さんが執筆した小説版も発売されていたのでこちらを読んだことがある人も多いんじゃないかな。
PS3最高峰のグラフィックを誇り、映画さながらのムービーシーンが当時話題となっていたのを覚えている。また、本作は全世界同時発売のタイトルとして発表されたことも思い出深い。このころは世界で同時発売のタイトルが珍しかったこともあり、各メディアで大々的に取り上げられていた。PS3にトロフィー機能が実装される直前に発売された作品だったため、後にアップデートによって実装されたことが筆者的になぜか印象深く記憶に残っている。
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物語は『メタルギア ソリッド 2 サンズ・オブ・リバティ』の事件の後に続く、2014年の世界が舞台。ナンバリングタイトルの正史上でもっとも遅い時間軸の物語となっている。PMC(民間軍事請負企業)の台頭により、戦争がビジネスへと変貌し、経済活動の推進力となった(発売時期から見ると近未来の)世界で、“ソリッド・スネーク(オールド・スネーク)”最後の戦いがくり広げられる。
誰もが驚かされたのは、やはり主人公スネークの老いさらばえた姿だろう。実年齢は40代にも関わらず、見てくれは70代くらいの老人そのもの。初めて映像が公開されたときには衝撃で言葉を失ったに違いない。クローンゆえの宿命で身体能力も衰えており、強化スーツを着込んで行動していた。
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『メタルギア ソリッド』シリーズと言えばスニーキングではあるが、本作は“戦場”へと潜入するいままでとは異なるシチュエーション。そもそも隠れる場所さえなく、銃撃戦をせざるを得ない場合だってある。そのためか操作方法が見直され、激しいアクションにも対応しやすいTPSなどの操作に近いものに変更されていた。
戦場は施設内部と違い、ロッカーなどもなく隠れる場所が少ない。しかし『メタルギア ソリッド 4』では“オクトカム”を使ってカムフラージュできたのが斬新だった。オクトカムは周囲の地形の模様や質感をスーツに反映して擬態できてしまうスグレモノの機能。名前どおりタコさながらに周囲に溶け込み、隠れる場所がなくとも敵の目を欺くことができたのは、かなりのドキドキ感だった。
オタコンや雷電、ナオミにサニーなど、個性的なキャラクターは多いが、筆者的にはゆく先々で出会う武器洗浄屋のドレビンがいまでも印象深い。登録者以外使えないID銃を、IDが一致しなくても使えるノンID銃にハックするという一種の武器商人ではあるが、相手を手玉に取るような言動がおもしろい。決めゼリフである「EYE HAVE YOU!」とポーズもイカしていた。
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発売日は未定だが、2004年に発売された『メタルギア ソリッド 3 スネークイーター』が、『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』(『メタルギア ソリッド デルタ: スネークイーター』)としてフルリメイクされる予定。対応ハードはプレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、PC(Steam)となっている。