
今回体験したのは、本作から新たに導入される、最大16人でのオンライン対戦も可能な“バトルモード”。その概要や、実際に遊んで感じたポイントなどをリポート形式でお届けしよう。
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“バトルモード”5つのルールで16人対戦を堪能!
純粋にゴールを目指す“レース”をはじめ、熱い駆け引きが展開する心理戦や、ふたつのチームにわかれて行う団体戦など、さまざまなルールが用意されていて、趣の異なる対戦を楽しめるのがおもしろい。今回は発売時点からプレイ可能な5つのルールで遊ばせてもらった。
レース
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こちらは制限時間内に長大なステージを走り抜け、純粋に速さを競い合う、レースゲームさながらのゲームプレイが楽しめるルール。ひとり用の“アドベンチャーモード”と比べ、コースはかなり長くなっており、道中には多彩なギミックも仕掛けられている。
今回プレイしたコースには、一定の間隔で上下に移動する床や傾斜が変化する坂道、ジャンプ台を使って離れた足場まで移動するギミックなどが用意されていたが、これらに加え、ほかのプレイヤーたちとぶつかり合いながらライン取りをする要素も、レースを盛り上げるポイントのひとつだ。
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慎重にプレイしていても、ライバルたちに弾き飛ばされてコースアウトしてしまうと、中間地点からのやり直しになるので、こちらのモードでは攻めの姿勢でガンガンぶつかっていくプレイをオススメしたい。
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また、タイムを縮めるためのテクニックとして、本作から導入された新アクション“スピンダッシュ”も非常に効果的だ。こちらは一定時間力を溜めて急加速するアクションなのだが、トップスピードのままカーブに突入し、コースアウトする直前で真横にスピンダッシュをかければ、勢いを失わずに方向転換することができる。
このようにコースの構造を把握し、要所ごとに時間短縮のテクニックを編み出していくことも、レースをプレイするうえでの醍醐味といえるだろう。
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バナナコレクター
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“バナナコレクター”は、ステージに設定されているバナナやランダムで雲から降ってくるバナナを集めてまわり、時間内により多く収集できたプレイヤーが勝ちとなるルール。雲からバナナが降ってくる位置はマーカーで表示され、つねに移動しているので、ライバルを弾き飛ばしつつ、バナナを集めやすいポジションを確保し続けることが重要になってくる。
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ちなみにこちらのルールでは、コースは高低差のある構造になっており、序盤は上層に大量のバナナが設置してあることが多い。これを見て、ゲーム慣れしているユーザーほど「上層のバナナは取り合いになるから、自分は下層で確実にポイントを稼ごう」という思考になりがちだが、ここはどんなに競争が激しくなっても、最初から上層を目指すことをオススメする。
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というのも、筆者は両方のパターン(上層メインでの収集と下層メインでの収集)を試したのだが、下層は終盤になって雲が移動してくるまで、本当に設置してあるバナナの本数が少なく、1本ずつ回収するのにも非常に時間がかかってまった。
一方の上層は足場こそ不安定だが、一直線に移動するだけで大量のバナナをゲットでき、しかも高得点の房バナナも大量に手に入るため、スタート時の配置は運任せになってしまうが、こちらのルールの場合は最初から積極的に上層を目指した方がいいだろう。
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ボムパニック
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こちらは参加者のうち、半分がボム(爆弾)を所持した状態でスタート。ボムを持ったプレイヤーは持っていないプレイヤーに触れることで、それを手渡すことができる。そうしてボムを押し付け合いながら最後まで(爆発するまで)逃げ切ればセーフ、ポイントが加算されるルールで、これを5ラウンドくり返し、もっとも多くのポイントを獲得したプレイヤーが勝者となる。
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ボムが爆発するまでの時間はわずか15秒ほどで、あまりに早く渡しすぎると、逆にボムを所持するプレイヤーたちから追い回されてしまう。ターゲットを特定したら一定の距離を保ちつつ、終了時間ギリギリのタイミングでタッチして逃げ切る……というのが理想的だが、なかなか思い通りにいかないのが、“ボムパニック”のおもしろいところ。
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残り1秒の時点でほかのボム持ちプレイヤーが割り込んできて、狙っていた相手に爆弾を渡してしまったり、壁際まで追い詰めてもギミックやスピンダッシュで逃げられてしまうことがあるので、プレイ時には周辺の状況にも気を配る必要がある。
終了直前でターゲットにボムを手渡すことに成功し、油断していたプレイヤーにすかさずタッチしてボムを譲渡。そのまま吹き飛ばすプレイが決まったときは爽快だった!
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ロボブレイカー
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“ロボブレイカー”は、ふたつのチームに分かれて対戦するルール。
ステージ上に出現する無数のロボットにボールをぶつけて、体当たりで破壊していく……といったルールなのだが、より勢いをつけてぶつかったほうが高得点になるので、スピンダッシュや移動速度を上げるギミックなどの使いどころが重要になってくる。
そうして時間内に、より多くのポイントを獲得したチームが勝利となる。
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こちらの対戦では、開始時から積極的に攻撃を仕掛けたことが功を奏し、見事、勝利することができたのだが、リザルト画面を確認したところ、筆者の獲得ポイントとハイスコアを記録したプレイヤーのポイントは3倍以上の差があり、愕然としてしまった。
高台まで移動して、そこからスピンダッシュで突撃したり、ギミックを駆使してロボの頭部を直撃する攻撃は、正確に狙いをつける必要があるので、もたもたしていると相手チームに先を越され、ターゲットを破壊されてしまう可能性が高くなる。
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そこで確実にポイントを稼ぐため、通常攻撃でちくちくダメージを与える戦法を取ったのだが、結果を見る限り、時間をかけてでも強力な一撃を食らわせるほうが得られるポイントは圧倒的に高かった。“ロボブレイカー”をプレイする際は地道にコツコツよりも、アクションやギミックを利用して、大型ロボットから優先的に狙う立ち回りのほうが効果的といえる。
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ゴールハント
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最後にプレイした“ゴールハント”も、チームに分かれて対戦するルールだ。
コース上には10点、20点、25点など、さまざまな点数が書かれたゴールゲートが複数設置されているので、そのなかからいずれかを選んでゲートをくぐる。この工程を制限時間内に何度もくり返してポイントを稼いでいき、最終的に得点を合算。より多くのポイントを獲得したチームが勝利となる。
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これだけ聞くと「全員、点数の高いゴールを狙えばいいのでは?」という理屈になるが、ゴールドハントではコースそのものが傾斜のきつい構造になっていて、スタートするや一気に落下し始め、正確に狙いを定めるのは困難。しかも高得点のゴールゲートほど、手前には大量のトラップが仕掛けられていて、それらを狙うのは至難の業だ。
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ちなみにゴールゲートは、くぐったプレイヤーが所属するチームの色に変化し(赤チームのメンバーがくぐったゴールは赤になる)、その状態のゴールを同じチームのほかのプレイヤーがくぐれば、より多くのポイントを得られる仕様になっている。
さらにゲーム終了時、色を変えたゲートの数に応じて追加ポイントも加算されるので、単純に得点のみを優先するのではなく、自チームのゲートを増やすこと(青チームのメンバーが赤ゲートをくぐると、ゲートの色は青に変化する)も考えてゴールを狙うなど、戦略的な立ち回りが楽しめるのもおもしろいポイントだ。
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こうして趣の異なる5つのルールで遊んでみたわけだが、やはりどのルールでも高得点を記録するには、スピンダッシュをはじめとした各種アクションやギミックの効果的な活用法などをしっかり把握しておく必要がある。
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ひとりプレイ用の基本モードとなる“アドベンチャーモード”には、200種類ものステージが用意されており、これらを攻略することで、バトルモードにおいても必須のテクニックが習得できるようになっている。
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オンライン対戦に挑戦してみたものの、満足いく結果を出せなかった場合は、いったんはやる気持ちを抑えて、アドベンチャーモードで技術と知識を身につけるところから始めてみていはいかがだろう。