
リアルな太陽光で闇の世界に太陽を取り戻す
『ボクらの太陽』は闇の一族“イモータル”の出現によって暗黒と化した世界を舞台に、太陽銃“ガン・デル・ソル”を武器に持つ少年ジャンゴが、世界に太陽を取り戻すために死の都イストラカンで戦いをくり広げていくアクションRPG。『メタルギア』シリーズや『DEATH STRANDING』を手掛けた小島秀夫氏が監督&プロデュースを担当していることでも知られている。
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太陽が出ていない雨の日や夜でももちろん遊ぶことはできるが、太陽の光が強ければゲームの難度がやさしくなり、逆に弱ければ難度がアップするという側面があるので、きっと多くのプレイヤーはゲームを手に屋外へと出かけたに違いない。いや、むしろ後者の状況を好んでプレイする猛者も大勢いただろう。
ちなみに、ソフトには“太陽光エネルギーチェックカード”が同梱されていて、カードを太陽光にかざすことでその強弱を判定することができた。
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アクション性も高く、状況に応じて銃をカスタマイズして攻撃したり、壁を叩いて敵を誘導してかわすステルス要素もあった。敵をうまく誘導して天窓から差し込む太陽光に当てて一瞬で蒸発させたときは気分がスカッとしたものだ。
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ちなみに、本作はオリジナルのゲームボーイアドバンスSP本体“ジャンゴレッド&ブラック”とセットになった限定版が存在。ジャンゴが纏う深紅のマフラーのようなカラーリングはとてもかっこよく、筆者の周囲には本体がお目当てでゲームを購入したひともいたほどだ。
2004年7月22日には続編の『続・ボクらの太陽 ~太陽少年ジャンゴ~』が、2005年7月28日には兄のサバタを巡る戦いを描いた『新・ボクらの太陽 ~逆襲のサバタ~』がそれぞれゲームボーイアドバンスで発売。さらに、2006年11月22日には、世界観と主人公を一新した『ボクらの太陽 Django & Sabata』がニンテンドーDSで発売された。