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『なつもん!』1周年。オープンワールドになった町で体験する特別な夏休み。子ども時代へのノスタルジーをテーマにしたアドベンチャー【今日は何の日?】

byウワーマン

更新
『なつもん!』1周年。オープンワールドになった町で体験する特別な夏休み。子ども時代へのノスタルジーをテーマにしたアドベンチャー【今日は何の日?】

ひと夏の物語を体験するならいま

 2023年(令和5年)7月28日は、Nintendo Switch用『なつもん! 20世紀の夏休み』が発売された日。本日で発売から1周年を迎えたことになる。
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『なつもん! 20世紀の夏休み』は、スパイク・チュンソフトから発売されたアドベンチャーゲーム。原作・脚本・ゲームデザインは『ぼくのなつやすみ』シリーズで知られるミレニアムキッチンの綾部和氏が手掛けている。

 本作も氏の得意とする子ども時代のノスタルジーをテーマにした作品なだけに、またあの特別な夏休みを体験できると胸を膨らませていた人は多かったんじゃないかな。

 今年(2024年)6月27日には待望のダウンロードコンテンツ“ゆうやけの島とラジオ局”が発売。加えてSteam版『
なつもん!』本編とDLCも同日に発売されているので、ちょうど遊んだばかりという人もいるはずだ。
 本作の舞台となるのは1999年(平成11年)の夏。プレイヤーは海の見える“よもぎ町”にやってきた“まぼろしサーカス団”団長の息子サトル(10歳)となって、さまざまな出来事を体験。巡業が終わり町を去るまでのひと夏の物語となっている。
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 ときおり大人になった主人公が当時を回想する形でナレーションが挿入されるのだが、これを俳優の藤木直人さんが演じていて非常にいい雰囲気を作り出しているところもよかった。

 特徴的だったのは、よもぎ町全体がオープンワールドになっていて、さまざまな地域がシームレスにつながっていること。山を登ったり海を泳いだり、電車に乗って隣町を探検したりと、さまざまな場所を行き来するうち、子どものころに感じたような世界の広さを本作でも体感できた。

 サトルは何にでもよじ登ることが可能で、民家の塀を乗り越えたり屋根に登ったり、終いには工場のえんとつや灯台といった危ない場所へ入ってしまうところも懐かしさを呼び起こす。筆者のように昭和時代を子どもとして過ごした人は、やたら高いところへ登りたがったので、サトルにシンパシーを抱いてしまった人もいただろう。
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 朝食を食べてから夕食までと、夕食後から就寝時間まで(遠出はできない)がサトルの自由時間。定番の虫捕りや魚釣りをしてもいいし、町を探検して住人たちと交流を深めていくのもアリ。探偵事務所で町の謎や事件を調査していくというようなエピソードもあり、ワクワクさせてくれる。

 もちろん、夏祭りや花火大会に参加するなど夏休みに欠かせない要素も盛りだくさん。ふつうなら体験できないサーカス公演の演出にチャレンジなんてこともできた。1日の終わりには絵日記を描いて就寝。明朝のラジオ体操に寝坊しないように夜ふかしは避けたいところだ。
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 前述の通り、2024年6月27日にはDLC“ゆうやけの島とラジオ局”が配信開始。よもぎ町から見える洋上の“夕焼け島”が新マップとして登場して探検できるようになる。

 よもぎ町では見られない昆虫や魚が生息するだけでなく、かつての住居跡や洞窟、ラジオ局の送信アンテナなど、気になるロケーションが多数存在。新たに出会う人々と展開するストーリーも必見だ。
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      集計期間: 2025年04月25日06時〜2025年04月25日07時