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『Rise of the Ronin』が発売1周年。Team NINJAが手掛けた幕末オープンワールドの冒険活劇。坂本龍馬など歴史上の人物との共闘やロマンスが熱い【今日は何の日?】

byウワーマン

更新
『Rise of the Ronin』が発売1周年。Team NINJAが手掛けた幕末オープンワールドの冒険活劇。坂本龍馬など歴史上の人物との共闘やロマンスが熱い【今日は何の日?】

和洋入り交じる世界をオープンワールドで探索

 2024年(令和6年)3月22日は、プレイステーション5(PS5)用『Rise of the Ronin』(ライズ オブ ローニン)が発売された日。本日で発売から1周年を迎えたことになる。なお、PC(Steam)版は2025年3月11日に発売された。
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 『Rise of the Ronin』は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売されたオープンワールドのアクションRPG。開発はコーエーテクモゲームスのTeam NINJAが手掛けている。

 『
NINJA GAIDEN』シリーズや『仁王』シリーズなどで知られるTeam NINJAの開発ということもあってアクションゲームファンが注目したのはもちろんだが、ゲームの舞台が黒船来航で日本が大きく揺れた江戸時代末期“幕末”であることから、歴史好きのゲーマーたちからも熱い視線が注がれていた。
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 プレイヤーは徳川幕府の治世が始まってから300年を経た幕末期の日本で、武芸や忍術に秀でた二人一組の“隠し刀”のひとりとなり、己の運命を切り開くために横浜、江戸、京都での戦いに身を投じていく。

 生き別れとなったもうひとりの隠し刀“片割れ”との衝撃的な再会など、さまざまな因縁に巻き込まれながらも主人公は夜明けを迎える日本の歴史を創っていくこととなる。

 史実をベースに創作を多々交えたエンターテインメント作品に仕上がっているのは言うまでもないが、歴史上の人物がこれでもかと登場するのが本作の見どころのひとつだろう。

 坂本龍馬、西郷隆盛、勝海舟、渋沢栄一、篤姫みたいな大河ドラマの主役になるような人気者をはじめ、新選組や赤報隊の面々、マシュー・ペリーやアーネスト・サトウといった外国勢など、枚挙にいとまがないほど大勢の人物が登場し、主人公と絡んでくるからおもしろい。オリジナルキャラクターだと思っていた人物が本当に実在していたなんてケースも案外あって、そのチョイスに驚かされる。

 福沢諭吉が居合の達人なんて話が事実に基づいていたり、「創作だよね?」と思っていた逸話が本当だったりするところもすごかった。滑空のために使う“阿鼻機流(アビキル)”も、国内最古の飛行機の設計図“阿鼻機流 大鳥秘術”が元ネタだったと後から知って感心するほかなかった覚えがある。
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 歴史上の人物たちと対決したり、あるいは仲間となって共闘&操作したりできるところも
『Rise of the Ronin』ならではの要素。筆者もいきなり始まったペリー提督とのボス戦があまりにもインパクトが強すぎて、目を白黒させてしまった。

 ロマンス的な遊びも当然あり、各キャラクターとの“因縁レベル”が上がると仲が深まるし、好感度を上げればより深い仲になれる“比翼の契り”を結ぶことも可能だ。

 坂本龍馬、高杉晋作、桂小五郎、沖田総司、千葉道場の千葉佐那、吉田松陰の妹の杉文などのほか、アーネスト・サトウやペリー提督とも契りを結べる。もちろんほとんどの場合、特別なイベントが見られるのでそれを目当てにいろいろな人と契りを結んだんじゃないかな。

 バトルでは刀、槍、薙刀、銃剣など、多彩な武器を扱えるのがおもしろかった。それぞれに流派が用意されていて、北辰一刀流や柳生新陰流、天然理心流なんて有名どころも使えてしまうことに感動。歴史小説やマンガなどで見てちょっと憧れたりしていた人は一層うれしかったんじゃないだろうか。筆者も
『ドリフターズ』や『ゴールデンカムイ』などで知った示現流を好んで使っていた気がする。
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 猫や犬好きにフックする要素もあり、とくに“猫蒐集”は全国各地にいる100匹の猫を探し撫でていくといった常軌を逸した遊びで、派遣ミッション的な“貸し猫”まで解禁されるのがすごすぎる。

 もう一方の金刀比羅宮のこんぴら狗がモチーフのお遣い犬“こんぴら狗”では、お金を持たせるとお参りして報酬を獲得してくる。オンラインでほかのプレイヤーのこんぴら狗と遭遇することもあり、ゆるい繋がりがよかった。
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      集計期間: 2025年04月27日14時〜2025年04月27日15時