『ポケモン』3作品を一挙に紹介!
『ポケットモンスター 金・銀』


ゲームソフトに時計が内蔵されており、時間によって出現するポケモンが変化したり、エーフィとブラッキーのようにポケモンの進化にも影響したりするなど、驚くようなアイデアが多数盛り込まれたのも本作からとなる。タマゴの要素も加わり、育成の楽しみも一気に広がりを見せた。


ゲームの舞台はジョウト地方だったが、ゲームの後半には前作の舞台カントー地方も登場するとあってファンにはうれしいサプライズ。作中の物語では3年が経過していて、オーキド博士ら登場人物たちのその後が垣間見られるのが魅力的だった。
色違いのポケモンが登場したのは『ポケットモンスター 金・銀』からで、初めて野生で遭遇したときのワクワクと興奮をいまでも覚えているユーザーも多いことだろう。筆者は当時、週刊ファミ通誌面で記事担当をしていたので相当やり込んだはずなのだが、けっきょく誰もが出会う赤いギャラドスとしか出会わなかった気がする。
なお、最初にもらえる3匹はチコリータ、ヒノアラシ、ワニノコで、パッケージを飾る伝説のポケモンはホウオウとルギアだった。ちなみにパッケージに伝説のポケモンが描かれるようになったのは、この『ポケットモンスター 金・銀』から。


『ポケットモンスター ルビー・サファイア』


舞台となるのはホウエン地方。ジョウト地方から引っ越してきた主人公が、ポケモンに襲われるオダマキ博士を助けたことから冒険の旅に出ることになる。敵対する悪の組織は“マグマ団”と“アクア団”で、ソフトによって相手が変化していたのがユニークだった。


初登場となるポケモンは130種類以上いたが、筆者的には見た目のバリエーションの豊富さは本作から一挙に広がっていったような印象がある。幻のポケモン・デオキシスや伝説のポケモン・レジロック、レジアイス、レジスチルのようなちょっと不気味で怪しいポケモンも多く魅力的。ボーマンダやメタグロスといった最強クラスの人気ポケモンも『ポケットモンスター ルビー・サファイア』からの登場だった。
映画と連動してポケモンがもらえるプレゼントも本作からスタートしていて、映画『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』の特別前売券を買うと、幻のポケモン・ジラーチの引換券がもらえた。なお、最初にもらえる3匹はキモリ、アチャモ、ミズゴロウで、伝説のポケモンはグラードンとカイオーガとなっている。
また、新たに“特性”や“性格”などが追加され、ポケモンの個体差がよりハッキリ表れるような仕組みを導入。現在も続くシステムの基礎が出来上がったのは本作からと言っても過言ではないだろう。いまではすっかりおなじみのダブルバトルも初登場だった。

『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』


もちろん、ベースのシステムも当時準拠ではなく2013年に発売された『ポケットモンスター X・Y』に近いものに改良されている。自由にカスマイズするのが楽しい“ひみつきち”がパワーアップして“スーパーひみつきち”になっているなど、懐かしくも新しく感じるようなイカス要素も加えられていた。
驚いたのは発売日で、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』にピッタリ合わせてきたのがニクイところ。発売日を覚えていた『ポケットモンスター』ファン的には、思惑通りニヤリとさせられてしまったのではないだろうか。























