リリースから2年後に突然の大ヒット
『スイカゲーム』は、Aladdin X(アラジン エックス)から発売されたパズルゲーム。ゲーム実況者の配信をキッカケに大反響を巻き起こし、凄まじい勢いでダウンロード数を伸ばし続けたので驚いた人は多かったはず。筆者も突然ランキング1位に『スイカゲーム』なる謎の作品が君臨していたので困惑したのを覚えている。
2023年に発表された“SNS流行語大賞2023”でも本作が2位にランクインしており、ネット界隈での流行っぷりをうかがい知ることができる。

さらに言えば、発売しているAladdin Xの本業はプロジェクター開発のメーカーというから驚くほかないだろう。もともと商品であるプロジェクターに内蔵されるアプリとして開発された作品をNintendo Switchに移植したというから二度ビックリだ。
ゲーム的には落ちものパズルっぽいが、ルールが非常にユニーク。基本はフルーツを落として箱からはみ出さないように詰めていけばいいのだが、同じ種類のフルーツどうしが接触するとひと回りサイズの大きい別のフルーツへと“シンカ”する。その際にフルーツの種類に応じたスコアが加算されていく仕組みだ。


フルーツはシンカするほど巨大になるため、同じものを接触させるだけでもひと苦労。徐々にフルーツが積み上がり箱からはみ出しそうになるのだが、『スイカゲーム』のフルーツは物理演算で動いており、しかもちょっとの傾斜でもジワジワ動き出すのがおもしろいところ。
小さなフルーツが隙間に入り込んで、大きなフルーツを押し退けて思いがけずシンカが発動。そこから連鎖的にシンカが起きて大逆転、なんてミラクルが起きるから気持ちいいのだ。こういったところもじつに実況配信向けで、フルーツがじわじわ蠢く様子を固唾をのんで見守っていたことも。時間制限は一切なしで考えられるところも、いろいろ意見を言い合えたりしてよかった。
























