No Man’s Sky(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
宇宙を旅して無数の惑星を訪れ、探索を行うという、非常にスケールの大きな作品。自動生成される惑星は、原始的なものから文明を持つ近代的な星まで多種多様で、“発見する楽しさ”が味わえる。植物や鉱石から資源を手に入れて、それをもとに、さまざまなものをクリエイトしていくのもおもしろい。ただ、ゲーム中での説明が少なく、最初はわからないことだらけで戸惑うことになるため、敷居はやや高め。
週刊ファミ通1446号より
最初は、大まかな目的はわかるが、資源の集めかたやアイテムの作成方法と行った細かい部分の説明が少なく、“投げ出された感”が強い。やることも比較的地味で、人を選ぶ作品。だが、なすべきことがわかってくると、資源の確保や新たなテクノロジーの入手をしつつ、未開の惑星を探索するのが楽しみとなり、思わず夢中に。惑星間、さらには星系間の移動も可能な宇宙の旅には、壮大なロマンを感じます。
週刊ファミ通1446号より
こんなに自由で壮大な宇宙旅行体験は初めて。最初は、不時着した惑星に放り出され、ほとんど手探り状態だったけれど、素材を採取し、宇宙船を修理して飛び立てたときは、感慨深いものがありました。前人未踏の惑星は、自分が発見者として名を残せるのがいいね。ヘンテコな生物はいないかと、惑星に降り立つたびにワクワク。お話もとくにないので、遊ぶ人を選びそうですが、画期的な作品です。
週刊ファミ通1446号より
スタート時からプレイヤーを突き放した作り。説明不足で、何がなんだかわからない中、手探りで進めながら、システムやルールを覚えていくことに。UIがわかりやすいのが救い。だが、サバイバルな雰囲気作りも手伝ってか、臨場感が非常に高く、世界観に一気に引き込まれる。惑星間をシームレスで移動できるのも快適。敷居は高いけれど、それを乗り越えると、急激に楽しさが広がる魅力を持っている。
週刊ファミ通1446号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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