オーディンスフィア レイヴスラシル(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
2007年発売の作品のリメイクだが、まったく色褪せていないどころか、オリジナリティーの高さに改めて驚かされるほど。とくに、独特のタッチで描かれた、動く絵本のようなグラフィックと、5人の主人公が織り成す物語がすばらしい。PS2版よりも遊びやすさやスピード感が増し、新たなマップや敵が追加されているのも○。オリジナル版のシステムでHD化した“クラシックモード”も見逃せないところ。
週刊ファミ通1414号より
前作のPS2版から、可能なアクションが増え、動きも軽やかになり、操作の心地よさが向上している。上昇攻撃やダッシュ攻撃などを流れるようにくり出してコンボを決めるのは爽快。パワーゲージの仕組みが変わり、行動の制限が緩和されたこともあり、戦闘部分はだいぶ様変わりしている。スキルが多彩になり、各キャラの個性と育成の楽しさも増していますね。グラフィックや物語も魅力的です。
週刊ファミ通1414号より
美しすぎる2Dグラフィックに、ウットリため息。リファインモードでは、チュートリアルの内容からしてよりよく進化していて驚き。アクションの種類が増えているけれど、段階を踏んで覚えていける細やかな仕様です。アクション自体も、パワーゲージを気にせずくり出せるようになっていて、コンボを重ねるのが気持ちいい。キャラ固有になったスキルも派手だし、どんどん解放していく楽しみがあるね。
週刊ファミ通1414号より
幻想的な世界観と描き込まれたグラフィックは、まるで絵本を見ているかのよう。操作の手触り感も非常によく、アクションゲームの攻防の楽しさがしっかりと味わえる。特出しているのがインターフェースのよさ。煩雑さがほとんどなくて間口も広く、ストレスなく遊べるのが秀逸。アビリティやスキルツリーによるキャラのカスタマイズ、マジックミックスなど、やり込み要素も満載で、長く楽しめる。
週刊ファミ通1414号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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