ポケットモンスター ソード・シールド(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
探索、バトル、ポケモンとの触れ合いと、すべてにおいて正統進化。ダイマックスではカッコよく、ポケモンキャンプではよりかわいくと、ポケモン自体の魅力も増していて◎。レイドバトルやオープンワールドなどの人気要素を『ポケモン』の世界に落とし込み、独自の魅力を打ち出しているのも好印象。自転車での移動や着せ替えなど、冒険のいたるところに散りばめられた小さな“楽しさ”もいいんだよね。
週刊ファミ通1618号より
広いフィールドに、レベルも含めて多彩なポケモンが出現する“ワイルドエリア”の仕組みが革新的。ボックスに預けたポケモンの入れ換えが街に戻らなくても可能なのと、ポケモンセンターでは技の覚え直しができることも合わさって、編成をより自由に、より楽しめるようになった。ストーリーが若干あっさりめの印象もあるけど、ジム戦はポケモンの巨大化などのほか、演出面も凝っていて燃えます。
週刊ファミ通1618号より
タイムレスである『ポケモン』が、いまの時代と子どもたちに受け継がれた様相。スポーツを意識した演出やチャンピオンのキャラデザインなど、小学生がおもしろがりそうな味付けに好感。最初に選ばれなかったポケモンへのフォローに、作品のトーンが集約されていると感じます。いろいろな要素がリセットされてスッキリしましたが、バトル後にポケモンをお手入れする仕組みの廃止は、ちょっと残念。
週刊ファミ通1618号より
ポケモンや登場人物の造形デザインは丁寧かつキャッチー。直線的なシナリオに成長物語としての起伏をもたらす、凝ったフィールド構成もいいですね。タイプの相性が如実に出るバトルと、道中での回復機会の多さは従来のシリーズ作品通り。ネットワーク経由で見知らぬ相手との対戦とレイドは、勝利への貪欲な姿勢と対策が求められますが、交換系でユルくつながることができる手段も充実しています。
週刊ファミ通1618号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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