JUDGE EYES:死神の遺言(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
木村拓哉さんの存在感がスゴい。作り込まれた神室町や、お手軽に爽快感が味わえるバトルアクションなど、『龍が如く』シリーズで培ったノウハウが随所に活かされています。それらに加えて、多彩な操作アクションを駆使した探偵調査が、本作のオリジナリティーを際立たせている。寄り道系のやり込み要素があるのもいい。ヒントが頻繁に表示されるなど、ライトユーザー向けの配慮もぬかりなしです。
週刊ファミ通1566号より
木村拓哉さんをキャスティングしたことによる、八神の圧倒的な主人公感。そして、先の気になる重厚なドラマは大きな魅力で、非常に見応えあり。『龍が如く』シリーズの財産を活かしつつも、プレイは戦闘ばかりではなく、追跡や捜索、ときにはドローンの操作など、多彩な調査アクションを行いながら進行するのがグッド。より多くの人が楽しめるために、複雑化しすぎないように配慮されているのも○。
週刊ファミ通1566号より
事件の裏を探るほどに、過去の事件や関係者のつながりが浮き彫りになっていく物語にグイグイ引き込まれる。舞台は『龍が如く』から引き継がれた神室町だが、探偵・八神として歩くとまた新鮮。仲間たちもステキだし、キャスト陣の演技も光ります。本筋はシリアスで壮大な展開の一方、日常では愉快なサイドケースや通常の依頼も。証拠写真の激写や解錠など、探偵らしい調査アクションも多彩で楽しい。
週刊ファミ通1566号より
尾行や潜入、探索など各種調査アクションがアクセントになり、神室町という箱庭を“遊び場”としてさらに昇華させた印象。バトルはシンプルながらも爽快感が手軽に味わえる。ポイントを溜めて主人公のアビリティやスキルなどをアンロックするやり込みの要素も豊富。フラグ立て感がやや目立つのは気になるが、テレビドラマを観ているようなテンポのよいストーリーは秀逸で、早く続きが見たくなる。
週刊ファミ通1566号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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