カンパニーマン 社畜の下剋上(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
冷房でヒエヒエのフロアが出てきたり、とんでもない社員に悩まされたりと実際にあり得そうな、誇張されたブラックネタが満載で笑えますね。キャラクターの表示がキレイで、動きが細かく表現されているところもよかったです。アクション要素は思っていたよりもオーソドックスでしたが、戦っていておもしろい。できれば買い物などの際には、確認用のウインドーを表示してほしかったかな。
週刊ファミ通1730号より
“社畜”という題材と登場キャラがユニーク。心象風景かファンタジーなのかはわからないまま進行するものの、部署ごとにステージの様子がガラッと変わるのも○。操作感は軽やかでスイスイ進められるが、アクションやギミックに関してはありきたりな印象。ステージを進むたびに“遠隔攻撃”の種類が増えるのが楽しみになる一方で、使い勝手のいいものは限られている気も。ボリュームもあっさりめ。
週刊ファミ通1730号より
“一般企業あるある”が散りばめられていてニヤリ。背景で魅せる場面が多く、ザコ敵との戦闘頻度は低めですが、厄介な動きかつ所属部署の特徴が色濃く出ていてキョーレツ。主人公はふつうの青年なので動きはへっぽこですが、操作性はイイですね。パズルもほどよい難度で進みやすい反面、リトライ時にかなり戻されることもあるかな。主人公がのし上るだけでなく、思わぬ展開が用意されているのもいい。
週刊ファミ通1730号より
主人公のサラリーマンが、同僚や上司などを倒しながら社長になることを目指す、というブラックユーモア溢れる世界観はおもしろい。細部まで描き込まれた味のあるビジュアルも、目で楽しめて◎。そんな“ネタ”としてのパワーがある反面、アクションゲームとしては比較的オーソドックスな印象。攻防の駆け引きが味わえるゲーム性だが、全体的に特筆すべき点は少なく、こぢんまりまとまってしまっている感も。
週刊ファミ通1730号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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