
Shiver Entertainemntは2012年設立で、メインの開発チームが直接手掛けるプラットフォーム以外の移植対応を得意とするゲームスタジオだ。近年では特にワーナー ゲームと関係が深く、『ホグワーツ・レガシー』や『Mortal Kombat 1』などの移植を担当している。
なおShiverはEmbracerグループには2021年末に当時同グループの傘下だったSaber Interactiveを通じて加わったものの、2024年3月のSaber Interactiveの再独立ではEmbracer側に残る形となっていた。Embracerは経営難によりスタジオの閉鎖や売却などを進めており、恐らく今回の件もその一環と見られる。
Shiver側としては新たな親会社のもとで再出発をはかる形で、任天堂のグループ傘下となった以降も「Nintendo Switchを始めとした複数のゲームプラットフォーム向けの移植及び開発業務」(発表文より)を社外のパブリッシャーから引き続き受注・継続していくとのこと。
[任天堂HP]「Shiver Entertainment, Inc.の子会社化に関するお知らせ」を掲載しました。https://t.co/tPoHnGzpBH
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) May 20, 2024