懐かしくも新しくもある表現“HD-2D”を初実装
この技術はユーザーにも好評で、新作シミュレーションRPG『トライアングルストラテジー』にも採用。スーパーファミコンで発売された名作『ライブアライブ』のリメイクにも使われたほか、今後発売予定の『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』への採用も決定しています。
主人公は固有の“フィールドコマンド”を持っているのが特徴。たとえば、盗賊のテリオンは町の人が所持してるモノを盗めますし、学者のサイラスは情報を探ることができたりします。踊子のプリムロゼは誘惑、神官のオフィーリアは導くことによって街の住人を戦闘のメンバーに加えることが可能。
フィールドコマンドはかなり優秀で、わざと無茶なプレイができるようにチューニングされていておもしろかったです。グラフィックはもちろん、ゲームプレイの観点からもスーパーファミコン時代のおおらかなRPGをプレイしているような感覚がありました。
キャラクターは毎ターン“BP”を獲得し、BPを消費する“ブースト”を使うことで、攻撃のヒット数やアビリティの威力を上げることが可能。そのため、敵をブレイクさせた後、ブースト状態で攻撃するのが本作の基本的な戦略です。ボスとのレベル差があっても弱点を突ければ勝てるので、頭を使って戦うのが楽しかったですね。
また、キャラクターたちには剣士や盗賊などのベースジョブがあり、ゲームを進めることで“バトルジョブ”が開放されてもうひとつのジョブを設定可能になります。強力なボスを撃破することで開放できる上級ジョブも存在しており、やり込むことができました。