2代目MCはヒメとイイダの“テンタクルズ”
本作より新たに両手に一丁ずつブキを持つ“マニューバー”が追加された。インクを噴射して高速移動できる“スライド”が使用可能で、スライド後はインクの集弾率がアップする特性を持っている。まったく新しいカテゴリのブキということもあり、初日はとりあえず使ってみたという人も多かったのではないだろうか。筆者も当然使ってみたが、テクニカル過ぎて早々に断念。「やっぱスプラシューターコラボでしょ!」と知ったような口を叩いていたような記憶がある。
『スプラトゥーン2』での大きな変更点と言えば、ハイカラニュースやフェスのメインMCの交代がある。前作で人気だったアオリとホタルのシオカラーズから、ヒメとイイダのテンタクルズへとバトンタッチ。脱力系のアイドルユニットからヒップホップアーティストへと、雰囲気も大きく様変わりした。とくに前作からの『スプラトゥーン』ファン的にはけっこうな衝撃だったようで、当初は若干困惑気味のユーザーもいた模様。
しかし、次第にテンタクルズの魅力に気づいたのか、徐々に受け入れられていった。個人的には、凸凹コンビ的なビジュアルと先輩後輩的なやり取りが最高。ヒメのラップもカッコイイ。「ぬりたく~る…テンタクル!!」の決めゼリフもイカしている。なお、有料DLCの『オクト・エキスパンション』では、ヒメとイイダがプレイヤーの手助けをしてくれる。ふたりの過去について語られる場面もあるので必見。
初期のころはシリーズ初心者だらけのチームになるので、野良でのプレイはまさにカオス。バイトの評価もだだ下がりではあったが、そんな状態で勝利したときは喜びもひとしお。リアルでガッツポーズしてしまうくらいうれしかったのを覚えている。