
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握って鍛えてレースに挑戦!かわいすぎる"寿司レース”が開幕!
“寿司育成レースシミュレーションゲーム”と銘打たれた本作は、その名のとおり、握った寿司を鍛えてレースに勝つことを目的としたゲーム。プレイヤーは経営が傾いた寿司屋の職人となり、店の再建費用を稼ぐために“寿司レース“に挑むことになる。
ゲームはレースに出す寿司を握ったり鍛えたりするシミュレーションパートと、レースパートをくり返していくことで進行していく。シミュレーションパートでは、所持金を消費して握る寿司ネタを選定し、握ればお寿司が完成! もちろんネタごとに金額やレース時の性能も異なり、ネタが高級なほど強力な寿司が生まれるといった具合だ。そして、握った寿司は訓練を行うことで強化することが可能。長所を伸ばすも、短所を補うもプレイヤー次第だ。
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そして、いよいよレース開始! 基本的にレース中はかわいい我が子の走りを見守ることしかできないのだが、唯一プレイヤーが行えるアクションが“応援”だ。応援を行うと、自分の寿司が一時的に加速するのだが、忘れてはいけないのが、レースを行っている場所が寿司屋だということ。
寿司の注文が入ると、箸を持ったお客さんの手が出現。その箸に捕まってしまうと、その時点でレースが強制終了してしまう。そのため、プレイヤーは自分の寿司がお客さんに捕まりそうになったタイミングで応援してサポートしながらレースを見守ることになる。そして無事に走り切れば、順位に応じた賞金も獲得できた。
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ちなみに寿司には賞味期限があり、日が経つに連れて寿司のステータスは落ちてしまう。ネタごとに鮮度が落ちるスピードも異なり、生ものと比べて火が通っている”たまご”などのネタは劣化が遅いといった要素も用意されるそう。
そんな本作について、企画とエンジニアを担当されているゅゆゆ氏に開発経緯について伺ったところ、そもそもは別の育成型のレースゲームを作っていたのが始まりで、「ほかの作品との差別化を図りたい」と考えていたころに某回転寿司チェーンに行ったところ、本作のアイデアが浮かんだのだそう。
遊ぶ前は一見奇抜な作品に見えた本作だったが、「寿司は鮮度を失うとステータスが下がる」「レース中に注文が入ってお客さんに狙われる」など、寿司ならではの要素をしっかりと盛り込みつつ、ゲームデザインとしてもおもしろいものにまとめあげられていた印象だった。
また、製品版ではゲーム内の季節(春夏秋冬)に合わせた旬のネタにボーナスが与えられるシステムや、寿司を握るほどレベルが上がり、新たなネタが解放されていくようなシステムも考えられているそう。握れる寿司ネタの数も40種類ぐらいのラインアップになる予定とのことだ。
完成形はやり込める要素は用意しつつもカジュアルな仕上がりを目指しているそうで、強さを追い求めて寿司を握るもよし、日本酒などを飲みながらかわいい寿司たちの走りを見て楽しむのもまた一興なタイトルとなりそうだ。
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