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『ポケモンスタジアム』が発売された日。初めてポケモンが3Dで表現されたことに感激。なみのりピカチュウも育てられた対戦用ソフト【今日は何の日?】

byウワーマン

更新
『ポケモンスタジアム』が発売された日。初めてポケモンが3Dで表現されたことに感激。なみのりピカチュウも育てられた対戦用ソフト【今日は何の日?】
※本記事は、2023年8月1日にアップした記事を再編集したものです。

ポケモンが初めて3D化

 いまから26年前の1998年(平成10年)8月1日は、ニンテンドウ64用『ポケモンスタジアム』が発売された日。

『ポケモンスタジアム』は、任天堂から発売された対戦と図鑑鑑賞が楽しめるゲーム。当時すでに爆発的な人気を獲得していたゲームボーイ用『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』(※『ポケットモンスター ピカチュウ』は1998年9月12日発売だが対応している)と連動し、育てたポケモンを呼び出して迫力ある3Dのバトルをくり広げることができた。

 ソフトには“64GBパック”と呼ばれる周辺機器が同梱されており、これをニンテンドウ64のコントローラーに接続し、さらにゲームボーイ用ソフトを挿入することでデータの連動が行える仕組みになっている。
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 何と言っても驚きだったのはシリーズで初めてポケモンたちの姿が3Dで表現された点。立体的なポケモンたちが動き回り、技をくり出す姿を目にしたときはちょっとした感動があったんじゃないだろうか。筆者も3Dグラフィックの表現力の高さに圧倒された覚えがある。ただ、初代『ポケモンスタジアム』は対戦で使えるポケモンが40匹とかなり限られていたのでそこは残念だったかもしれない。

 ポケモンバトルではまず6匹を見せ合い、そこから相手にわからないように3匹を選んで対戦を行うことになる。筆者はこの見せてからの読み合いがおもしろいなと思っていたのだが、ゲームでは本作が初採用。いまでは本編シリーズなどでも標準的なルールにもなっているからバトル好きなユーザーにはすっかりおなじみだろう。バトル中には実況のアナウンスも入るので、さながらポケモンリーグの再現となっていて熱いものがある。
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 ポケモンの3D化と同じくらいの売りとして“なみのりピカチュウ”の存在があった。条件はなかなかにきびしかったと思うが、通常は覚えられない“なみのり”をピカチュウに覚えさせられるとあって必死になってプレイした人も多かったはず。でんきタイプの苦手なじめんタイプに対抗できるなみのりは超優秀なサブウェポンとして重宝したので、当時は相当魅力的に写ったものだった。ゲーム内で使用するとサーフボードに乗った姿も見られてたいへんキュートだ。

 図鑑機能では、対戦で使える40匹だけでなくすべてのポケモンのデータを確認できた。図鑑の説明文は本作独自のものだったので全部チェックしたという剛の者もいたんじゃなかろうか。分布なども確認可能で便利だし、何よりすべてのポケモンを3Dで見られたのがうれしかった。
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 1999年4月30日には、すべてのポケモンで対戦可能になった完全版とも言える続編『ポケモンスタジアム2』が発売されてシリーズ化。4人までの同時対戦も可能になったほか、『ポケモン』初心者でも楽しめる作りになっている。

 2000年12月14日には『
ポケモンスタジアム金銀』が発売。『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』に対応した『ポケモンスタジアム』シリーズとしては最後の作品。シリーズの集大成で、最高の対戦ツールとの呼び声も高い。また、2006年12月14日には『ポケモンスタジアム』のDNAを色濃く受け継いだWii用『ポケモンバトルレボリューション』も発売されている。

 なお、
『ポケモンスタジアム2』は2023年4月12日より、『ポケモンスタジアム金銀』は2023年8月8日より“Nintendo Switch Online + 追加パック”に加入することで遊ぶことができる。
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      集計期間: 2025年04月25日09時〜2025年04月25日10時