
ポケモンが初めて3D化
『ポケモンスタジアム』は、任天堂から発売された対戦と図鑑鑑賞が楽しめるゲーム。当時すでに爆発的な人気を獲得していたゲームボーイ用『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』(※『ポケットモンスター ピカチュウ』は1998年9月12日発売だが対応している)と連動し、育てたポケモンを呼び出して迫力ある3Dのバトルをくり広げることができた。
ソフトには“64GBパック”と呼ばれる周辺機器が同梱されており、これをニンテンドウ64のコントローラーに接続し、さらにゲームボーイ用ソフトを挿入することでデータの連動が行える仕組みになっている。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/12478/a43c143bff75733787c65adeec4d3feca.jpg?x=767)
ポケモンバトルではまず6匹を見せ合い、そこから相手にわからないように3匹を選んで対戦を行うことになる。筆者はこの見せてからの読み合いがおもしろいなと思っていたのだが、ゲームでは本作が初採用。いまでは本編シリーズなどでも標準的なルールにもなっているからバトル好きなユーザーにはすっかりおなじみだろう。バトル中には実況のアナウンスも入るので、さながらポケモンリーグの再現となっていて熱いものがある。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/12478/af99687dd719c4e8bc6a39e946c3d9ef7.jpg?x=767)
図鑑機能では、対戦で使える40匹だけでなくすべてのポケモンのデータを確認できた。図鑑の説明文は本作独自のものだったので全部チェックしたという剛の者もいたんじゃなかろうか。分布なども確認可能で便利だし、何よりすべてのポケモンを3Dで見られたのがうれしかった。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/12478/a2de40e0d504f583cda7465979f958a98.jpg?x=767)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/12478/a135007e7085979a7d5b41ce54c0e54d7.jpg?x=767)
2000年12月14日には『ポケモンスタジアム金銀』が発売。『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』に対応した『ポケモンスタジアム』シリーズとしては最後の作品。シリーズの集大成で、最高の対戦ツールとの呼び声も高い。また、2006年12月14日には『ポケモンスタジアム』のDNAを色濃く受け継いだWii用『ポケモンバトルレボリューション』も発売されている。
なお、『ポケモンスタジアム2』は2023年4月12日より、『ポケモンスタジアム金銀』は2023年8月8日より“Nintendo Switch Online + 追加パック”に加入することで遊ぶことができる。