
手のひらにすっぽり収まるミニサイズ
ゲームボーイミクロは、ゲームボーイアドバンスSPと同様にゲームボーイアドバンスの派生バージョンのひとつ。“ミクロ(micro)”という名前が示す通り、より小型化・軽量化が図られた機種となっているのが最大の特徴と言えるだろう。
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画面も当然小さく2.0インチしかないが、バックライト付き液晶で発色は極めて鮮やか。恐らく単純な小型化自体はもっとできるのだろうが、ゲームを快適に遊べるギリギリのサイズ感が2.0インチだったのかもしれない。おかげで小さいながらもしっかりゲームが楽しめたと記憶している。
“フェイスプレート”と呼ばれる本体前面のメタリックなプレートを交換し、好きな外観に変更できる本体の着せ替え要素をいち早く取り入れていたのも斬新だった。残念ながら交換用のフェイスプレートは発売されることなく終わってしまったのだが、当時あったポイントサービス“クラブニンテンドー”の賞品として“ファミコンIIコンバージョン”がもらえたので、ゲットしたユーザーも少なくなかったのではないだろうか。後にフェイスプレートの遺伝子を受け継いだ(?)“きせかえプレート”がNewニンテンドー3DSで登場。こちらのほうは知っている人も大勢いるはずだ。
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また、本機を音楽・映像プレイヤーにしてくれる周辺機器“PLAY-YAN micro”も存在。当時流行っていたiPodのように、オーディオプレイヤー代わりに使用することも可能だった。