
従来のゲームもカラーで遊べる便利機能付き
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そのうえ、カラー非対応ソフトでもあらかじめ用意されたパターンから選択した疑似カラーで表示できる機能付きだったのがうれしかった。本機以降に発売されたタイトルは“ゲームボーイカラー専用”や“ゲームボーイ&カラー共通カートリッジ”といったカテゴリーに分類されていたのがいまとなっては懐かしい。
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じつは携帯型ゲーム機のカラー化自体は、ゲームボーイカラー発売の8年前にあたる1990年にゲームギアやPCエンジンGTなどがすでに実現していた。カラー画面のインパクトは凄まじいものでかなり羨ましく感じたと思うが、バッテリーの消費が激しいという大きな弱点があった。乾電池を6本使って3時間前後しかもたないレベルだったのでけっこうきびしい。
そんな中で8年の歳月を経て、ゲームボーイカラーは最大の弱点を克服。バックライト不使用という苦渋の決断はあったものの、カラー画面でありながら単3形アルカリ電池たった2本で約20時間の稼働を実現していたのだから本当に驚かされた。このころは充電池のようなものは普及しておらず誰もが乾電池を購入していたので、少ない電池で長時間遊べるということが心底ありがたくて魅力的だった。
また、ゲームボーイカラーは新たに赤外線通信機能を標準搭載。小さなデータに限られたが、手軽にワイヤレスでデータ交換などを行えたのが画期的だった。ただし、通信ケーブルはまだまだ必要で完全にケーブルを不要とするのはニンテンドーDSの時代まで待つこととなる。
本機のローンチに合わせて発売されたタイトルは『ワリオランド2 盗まれた財宝』や『テトリスDX』などがあったが、これらはゲームボーイ&カラー共通のタイトル。初めてのゲームボーイカラー専用タイトルは、ケムコから1999年4月23日に発売された『トップギア・ポケット』となるようだ。
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