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『桃鉄ワールド』が1周年。世相を反映したイベントを多数盛り込み、世界規模にスケールアップしたシリーズ最新作。“ムー大陸”の追加にも注目!【今日は何の日?】

byウワーマン

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『桃鉄ワールド』が1周年。世相を反映したイベントを多数盛り込み、世界規模にスケールアップしたシリーズ最新作。“ムー大陸”の追加にも注目!【今日は何の日?】

地球の広大さがわかる球体マップが新鮮

 2023年(令和5年)11月16日は、Nintendo Switch用『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』が発売された日。本日で発売から1周年を迎えた。
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 『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』(以下、『桃鉄ワールド』)は、コナミデジタルエンタテインメントから発売されたボードゲーム。『桃鉄』シリーズの最新作で、通算としては24作目となるタイトルだ。

 コロナ禍の影響がとくに大きかった2020年11月19日に発売して大ヒットを記録した『
桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』のほうもまだまだ記憶に新しいところ。教材用として『桃太郎電鉄 教育版Lite ~日本っておもしろい!~』が登場し、多くの学校教育機関が活用しているというのもスゴい。
 ゲームの目的は総資産世界一。最大4人対戦のすごろくゲームゆえに、プレイヤーはサイコロを振ってランダムで決まる目的地を目指すことになる。目的地に到着すれば賞金を獲得できるので、各地で物件を買ってどんどん資産を増やしていくという流れだ。
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 今回の『桃鉄ワールド』のマップでは日本を飛び出し、世界規模へとスケールアップ。マップの表現にも改良が加わり、カメラを引いて画面を縮小するとマップが球体状になって自分が世界のどのあたりにいるのか直感的にわかるように進化している。まるで地球儀のようなマップはかなりのインパクトだったし、何より新鮮に感じられたんじゃないかな。目的地に到着すると現地の住民たちが現地の言葉で挨拶してくれるというのもニクい演出だった。

 世界の366都市を物件駅として収録していて、そのほぼすべてが目的地となる。総物件数は2300以上となり、プレイしていれば自然と世界各地の名産品、産業、文化、歴史についても詳しくなれるのだからありがたいところ。筆者が子どもだったら親にその点をアピールして購入のおねだりをしたに違いない。各地の物件や発生するイベント内容は、旅行ガイドブックの
『地球の歩き方』が監修しているという点も徹底していて好印象だった。
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 従来のおなじみモードに加え、本作では新たに“ヒストリーモード”を楽しめた。これは“いつもの桃鉄”モードを50年以上遊ぶと開放されるモードで、ゲーム中に10年継続して挑む3大イベント“伝染病にうちかて!”、“救援物資をとどけろ!”、“IT長者をめざせ!”のみをプレイできる特殊モードだった。

 製薬会社を購入してワクチン生産を目指したり、世界の紛争地域に救援物資を届けたり、世界のIT企業の買い占めを目指したりと、時代にマッチした内容になっていたところもおもしろいポイントだろう。

 とくに“伝染病にうちかて!”はプレイヤーどうしで協力しつつも競争するような内容で展開するので、ひと味違ったプレイ感覚が味わえた。
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 キングボンビーや貧乏神、ミニボンビーなど、おなじみの貧乏神たちはもちろん登場。プレイヤーたちを大いに苦しめてくれた。『桃鉄ワールド』で新登場となったのは“世界旅行ボンビー”と“ばらまきボンビー”。

 前者は強制的にプレイヤーをどこかの駅に移動させたうえで、移動したマスの数に応じた高額旅費をむしり取る。後者はプレイヤーが持つ物件や現金、カードを奪い取り、周囲の駅にばら撒いてしまう非道ぶり。しかし、ばら撒かれたものは全プレイヤーが回収可能なので、拾うものによっては大きな利益になる場合もあった。ゆえに、争奪戦みたいになるケースもあったかもしれない。
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 2024年11月14日には無料の大型アップデート“ムー大陸浮上!”が配信。太平洋上に“ムー大陸”の新マップが登場してしまうから驚きだ。ムー大陸には15の物件駅と114の物件が用意されていて、中には“反重力ポート”や“AI土偶工場”のような謎めいたものも多い。

 そのほか、世界各地に謎の“めつぼうボタン”が登場したり、謎の巨神、“魔神ラ・ムー”が出現したりするなど、イベントが盛りだくさんの内容になっている。

 筆者などは「ムー大陸のマップをどうやって作ったんだ?」と真っ先に思ってしまったのだが、なんと今度は雑誌
『ムー』編集部が情報提供しているらしく、妙に納得してしまった。

 しばらく遊んでいなかったプレイヤーも未体験のプレイヤーも、この大きなアップデートの機会に
『桃鉄ワールド』を遊んでみるのもいいんじゃないだろうか。
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集計期間: 2025年04月24日12時〜2025年04月24日13時