
地球の広大さがわかる球体マップが新鮮
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コロナ禍の影響がとくに大きかった2020年11月19日に発売して大ヒットを記録した『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』のほうもまだまだ記憶に新しいところ。教材用として『桃太郎電鉄 教育版Lite ~日本っておもしろい!~』が登場し、多くの学校教育機関が活用しているというのもスゴい。
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世界の366都市を物件駅として収録していて、そのほぼすべてが目的地となる。総物件数は2300以上となり、プレイしていれば自然と世界各地の名産品、産業、文化、歴史についても詳しくなれるのだからありがたいところ。筆者が子どもだったら親にその点をアピールして購入のおねだりをしたに違いない。各地の物件や発生するイベント内容は、旅行ガイドブックの『地球の歩き方』が監修しているという点も徹底していて好印象だった。
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製薬会社を購入してワクチン生産を目指したり、世界の紛争地域に救援物資を届けたり、世界のIT企業の買い占めを目指したりと、時代にマッチした内容になっていたところもおもしろいポイントだろう。
とくに“伝染病にうちかて!”はプレイヤーどうしで協力しつつも競争するような内容で展開するので、ひと味違ったプレイ感覚が味わえた。
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前者は強制的にプレイヤーをどこかの駅に移動させたうえで、移動したマスの数に応じた高額旅費をむしり取る。後者はプレイヤーが持つ物件や現金、カードを奪い取り、周囲の駅にばら撒いてしまう非道ぶり。しかし、ばら撒かれたものは全プレイヤーが回収可能なので、拾うものによっては大きな利益になる場合もあった。ゆえに、争奪戦みたいになるケースもあったかもしれない。
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そのほか、世界各地に謎の“めつぼうボタン”が登場したり、謎の巨神、“魔神ラ・ムー”が出現したりするなど、イベントが盛りだくさんの内容になっている。
筆者などは「ムー大陸のマップをどうやって作ったんだ?」と真っ先に思ってしまったのだが、なんと今度は雑誌『ムー』編集部が情報提供しているらしく、妙に納得してしまった。
しばらく遊んでいなかったプレイヤーも未体験のプレイヤーも、この大きなアップデートの機会に『桃鉄ワールド』を遊んでみるのもいいんじゃないだろうか。