スマートフォン向けポケモンカードゲーム『Pokemon Trading Card Game Pocket』(ポケポケ)(※)のおすすめデッキを紹介。
(※「Pokemon」の「e」はアキュート・アクセント付き)
今回は、ピジョット&ガラガラexのデッキをお届け。ガラガラexによる速攻と、ピジョットとガラガラexのローテーションを軸にした遅攻のどちらにも対応した万能型の構築で、いわゆるテンプレート的なデッキを使いたくない人におすすめだ。
ちなみに、この記事は動画版もある。バトルの様子もまるまる収録しているので、ぜひこちらもご覧いただきたい。
デッキレシピ
- ポッポ (2枚)……最強の遺伝子 ミュウツー収録
- ピジョン (2枚)……最強の遺伝子 ミュウツー収録
- ピジョット (2枚)……最強の遺伝子 ミュウツー収録
- ガラガラex(2枚)……最強の遺伝子 ミュウツー収録
- カラカラ(2枚)……最強の遺伝子 ミュウツー収録
- サカキ(1枚)……最強の遺伝子 ミュウツー収録
- 博士の研究(2枚)……ショップチケットで交換
- モンスターボール(2枚)……ショップチケットで交換
- スピーダー(2枚)……ショップチケットで交換
- レッドカード(1枚)……ショップチケットで交換
- きずぐすり(2枚)……ショップチケットで交換
採用カード・採用理由
ここからは採用されているカードや採用理由を紹介していこう。
ピジョット(収録:最強の遺伝子 ミュウツー)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/24789/aeca772021dce487b1762235cb232d30c.jpg?x=767)
攻撃(つばさでうつ)に必要なエネルギーが2個と少ないのが特徴。威力は70で、そこそこある。進化前のピジョンはエネルギー1個で攻撃できるため(威力は30)、先行2ターン目にピジョン、先行3ターン目にピジョットと続けてバトル場に出すムーブが強力だ。2匹の合計で100ダメージを与えられるので、速攻に弱いデッキには脅威となるだろう。
特性“おいはらう”は相手のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える効果で、相手のバトル場のポケモンをベンチに下げたり、ベンチにいるポケモンを攻撃するために使ったりといろいろな場面で役に立つ。サポートカードのナツメと同じ能力だが、こちらはピジョットが場(ベンチでも可)にいる限り何回でも使える。そのため、ピジョットのHPが残りわずかになっても相手に倒させるのではなく、ベンチに下げてあげたほうが状況が有利になることも多い。
ピジョットの欠点は、進化前のピジョンがあまり強くないところ。ピジョンのHPは80なのだが、ゴルダックやサンドパンなどエネルギー2個で70ダメージを出すポケモン+サカキ(与ダメージが10アップ)でちょうどやられてしまう。流行りの雷タイプが弱点なのもつらいところだが、その場合はつぎに紹介するガラガラexでがんばろう。
ガラガラex(収録:最強の遺伝子 ミュウツー)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/24789/a9ec01dc8c7990176f78498d9f89fdcfe.jpg?x=767)
コインにすべてを懸ける闘タイプのポケモン。攻撃“ホネブーメラン”は“コインを2回投げ、オモテの数×80ダメージ”というロマンの塊で、最大ダメージは160と、ミュウツーなど強力なポケモンを一撃で倒せる威力を誇る。ピカチュウexやマタドガスなど流行のポケモンたちが闘タイプの攻撃を弱点としていることもあり、活躍しやすいポケモンだ。
本デッキは“ピジョット&ガラガラexデッキ”と銘打ってはいるが、じつはメイン火力はこちらのガラガラexのほう。ピジョットでサポートしながらガラガラexで相手を倒す、という動きが基本になる。ガラガラexとピジョットはともに“にげる”に必要なエネルギーが1個と少なく、ローテーションしながら戦いやすい点も相性がいい。
欠点はもちろん、攻撃のダメージがコインの運に左右されること。オモテが出るように祈ろう。
ピジョット&ガラガラexの立ち回り
このデッキは速攻と遅攻のどちらでも戦えるが、基本的には速攻のほうが得意だ。とくに後攻2ターン目でガラガラexが攻撃を始めるというムーブが激烈に強いので、なるべくこれを狙っていきたい。
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速攻デッキの代表格であるピカチュウexデッキすら粉砕。圧倒的パワー。
反対に、先行のときは前述の“2ターン目ピジョン、3ターン目ピジョット”が強い。ただし、相手が雷タイプやマンキー(とくにプロモーションカード版)の場合は返り討ちにあうことも多いので、その場合はポッポやピジョンで時間を稼ぎながらガラガラexで戦うように切り替えよう。
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![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/24789/a2899be94a604da8a04e47bfa745c5b68.png?x=767)
(画面左)先行3ターン目でこの盤面が作れるのは激アツ。(画面右)最後はガラガラexでフィニッシュ。
相手を倒すのに時間がかかった場合はピジョットとガラガラexで時間を稼ぎながら、ガラガラexをもう1匹、場に出すことを目指す。HPはピジョットが130、ガラガラexは140と、それぞれそれなりに高いので、3匹でローテーションしながら戦って相手の戦力をなるべく削ぐことを狙おう。
それでもどうしようもなくなったら、相手の強いポケモンをピジョットの特性で引っ張り出し、コイン運に懸けてガラガラexで攻撃だ。あとは祈ろう。
入れ替え候補のカードを紹介
ナツメ
ピジョットと同じ効果で役割が被っているものの、1ターン目から使えるという点で差別化されている。相手の攻撃を遅延したいときなどに使えるので入れるのもあり。入れ替え候補はきずぐすり。
サカキ2枚目
ピジョンのダメージを30から40に上げる、ピジョットのダメージを70から80に上げるなど、欲しい場面が多い。入れ替え候補はきずぐすり。
ワンポイントアドバイス
対ミュウツーデッキ
ガラガラexをメインに戦う。ミュウツーのHPは150で、ガラガラexでオモテを2枚出せば倒せるので、速攻を仕掛けよう。ポッポやピジョンは活躍しづらいので、ガラガラexが出るまでの時間稼ぎを。
対ピカチュウexデッキ
ガラガラexがピカチュウexなどに有利なので、こちらもガラガラexで戦う。ピジョットが活躍する展開にはなりづらい。
対スターミーexデッキ
ガラガラexで戦う……のはいつも通りだが、こちらの先鋒がポッポだった場合でも積極的に攻撃していこう。相手がヒトデマンからスターミーexに進化するのが遅れた場合、ポッポの攻撃→ピジョンの攻撃+サカキでヒトデマンを倒せる。
対リザードンexデッキ
ファイアーexが出てこないことを祈る。出てきた場合は“れっかのまい”でエネルギーが増えないことを祈る。あとはガラガラexで速攻する。
対オコリザル&ガラガラexデッキ
マンキー(プロモーション版)に中途半端に攻撃すると、オコリザルが出てきて逆襲される。サカキと組み合わせてマンキーを倒せる状態で攻撃するようにしたい。
基本はガラガラexで立ち回りつつ、相手のガラガラexが出てきたらピジョットで攻撃を受け、特性なども使って勝つことを目指す。
対マタドガスデッキ
ガラガラexがマタドガスに対して有利なので動きやすい。どく状態にされてもベンチに下がると回復するので、ピジョットとガラガラexのローテーションのしやすさを活かしながら戦おう。
また、アーボックに対してピジョットの特性が有効に働くという面もある。アーボックの“おいつめる”で逃げられない状態にされたら、“おいはらう”でアーボックをベンチに下げてしのぐといい。
対カイリューデッキ
相手が速攻を仕掛けてこないことが多く、そのぶんピジョットが輝く。ピジョットの特性を駆使して、エネルギーを溜めたミニリュウやハクリュウを倒すことを目指す。