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『フロントミッション』30周年。ヴァンツァーに搭乗して戦う迫力のバトルとリアルでハードな物語が魅力【今日は何の日?】

byウワーマン

『フロントミッション』30周年。ヴァンツァーに搭乗して戦う迫力のバトルとリアルでハードな物語が魅力【今日は何の日?】
※本記事は、2024年2月24日にアップした記事を再編集したものです。

パンツァーを操り、熾烈な戦いを生き抜く重厚な物語

 1995年(平成7年)2月24日は、スーパーファミコン用ソフト『フロントミッション』がスクウェア(当時)から発売された日。本日で発売から30周年を迎えた。

 『フロントミッション』は、『アークザラッド』、『アークザラッド2』のプロデューサーや『ファイナルファンタジーX』、『ファイナルファンタジーXIII』のバトルディレクターなどを務めたことで知られるゲームデザイナーの土田俊郎氏が開発に携わるシミュレーションRPG。西暦2090年の太平洋に浮かぶハフマン島を舞台に、主人公のロイドが傭兵部隊を率いて第二次ハフマン紛争を戦い抜いていくストーリーが描かれる。
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 特徴的なのは、バトルで人型の戦闘兵器“ヴァンツァー”を率いていく点。胴体、左右の腕部、脚部のパーツごとに耐久値が設定されていて、破壊した箇所によってユニットの行動が制限されるなどの影響が出るシステムになっており、胴体を破壊できればユニット撃破となるが、経験値を多く獲得するため腕などから破壊するプレイヤーも多かっただろう。
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 獲得した経験値によってキャラクターもスキルを習得するため、徐々にバトルが有利になっていく。当然ながらカスタマイズも可能で胴体、腕部、脚部、武装、カラーリングなど、購入したパーツを思いのままに変更できるのが、メカ好きにはたまらないポイント。破片が飛び散るバトルシーンも大迫力で必見の出来栄えだった。続編でもヴァンツァーの基本システムは継承され、進化・発展を遂げていくことになる。

 ドラマチックな展開はもとより、緻密な設定によるリアルさとハードな物語は、いままでの家庭用ゲームにはなかった体験が味わえるとあってゲームファンから高い評価を得ることとなった。

 1作目である本作は、2002年ワンダースワンカラーに移植されたほか、新要素を加えて『
フロントミッション ザ・ファースト』と改題されたリメイク作が2003年にプレイステーションで登場。さらに『ザ・ファースト』に要素を追加したニンテンドーDS版も2007年に発売されている。
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 そして、2022年11月30日にはフルリメイク版『
フロントミッション・ザ・ファースト:リメイク』がNintendo Switchで発売されたのを皮切りに、さまざまな機種でもリリース。グラフィックが3Dに変更されたほか、音楽もフルオーケストラアレンジされており、往年のファンだけでなくシリーズに触れたことがないユーザーも手に取りやすい作品に仕上がっている。

 なお、フルリメイク版は、2024年に『
フロントミッション セカンド:リメイク』が発売されたほか、『フロントミッション サード:リメイク』の発売も予定されている。
※画面写真はいずれもプレイステーション用ソフト『フロントミッション ザ・ファースト』のものです。
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      集計期間: 2025年04月26日08時〜2025年04月26日09時