ロゴジャック広告

『モンハン』シリーズの歴代武器を大特集。狩りの歴史とともに改良・進化した全14武器種を総まとめ【『モンハンワイルズ』発売記念企画】

byけんけん

更新
『モンハン』シリーズの歴代武器を大特集。狩りの歴史とともに改良・進化した全14武器種を総まとめ【『モンハンワイルズ』発売記念企画】
 2025年2月28日の『モンスターハンターワイルズ』発売まであと2日! 発売カウントダウン特別企画をお届け! 本稿では『モンスターハンター』(MH)シリーズに登場する武器をまとめて紹介しよう。

 『モンスターハンター』シリーズにおいて、武器は狩猟の要であり、ハンターのプレイスタイルを決定づけるものだ。初代『モンスターハンター』では、大剣、片手剣、ランス、ハンマー、ボウガン(ライト/ヘビィ)の5種類のみだったが、シリーズを重ねるごとに武器種は増え続け、『モンスターハンター4』~最新作『モンハンワイルズ』では全14武器種となっている。

 武器は大きく、剣士用の近接武器とガンナー用の遠距離武器に分類され、それぞれが異なる狩猟スタイルを持つ。大剣の豪快な一撃、太刀の華麗な一閃、弓の精密な射撃など、どの武器も改良と進化を重ね、ハンターたちの狩猟を支えている。

 そんな歴代武器の特徴と歩みを、おもに初登場時の勇ましいスクリーンショットとともに振り返っていく。
広告

大剣

[IMAGE]
 すべてのシリーズに登場。『モンハン』シリーズを象徴する武器であり、ハンターの身の丈を超える巨大な刀身を持つ。その質量を活かした攻撃は、全武器種の中でも屈指の破壊力を持つ。機動力こそ低く振りも遅いが、刀身を使うことでモンスターの攻撃をガードできる。

 『
モンスターハンター2(ドス)』では、力を溜めて強烈な斬撃をくり出す“溜め斬り”が導入。『モンスターハンター3(トライ)』では“打撃効果を持つ“横殴り”が追加されるなど、シリーズの展開とともに新たなアクションが加わり、動きの幅がさらに広がっていった。

 まさに“狩りの王道”とも言える大剣。そのシンプルながらも重厚な一振りは、多くのハンターを魅了し続けている。
[IMAGE][IMAGE]

片手剣

[IMAGE]
 すべてのシリーズに登場。小型の剣と盾を組み合わせた武器で、素早い移動と軽快な連続攻撃を得意とする。

 片手剣の最大の特徴は、機動力の高さと汎用性の広さにある。攻撃動作が素早く、バックステップや跳躍を駆使した臨機応変な狩猟スタイルが可能だ。また、状態異常や属性攻撃に優れた武器が多く、手数を活かして効果的にダメージを与えられる。さらに、盾を使った攻撃で、打撃による気絶を狙うこともできる。

 また、片手剣ならではの特性として、武器を構えたままアイテムが使用できるという点が挙げられる。これは
『MH2(ドス)』以降のシリーズで追加された要素であり、狩猟中でも回復をスムーズに行えるのが強みのひとつだった。

 攻守のバランスに優れた片手剣は初心者にも扱いやすく、サポートだけでなくアタッカーとしても活躍できる万能な武器だ。
[IMAGE][IMAGE]

ハンマー

[IMAGE]
 すべてのシリーズ作品に登場。強力な一撃と機動力を兼ね備えた打撃武器であり、その破壊力でモンスターを圧倒する。ガードはできないものの、動きやすさを活かした立ち回りが可能で、頭部を狙えばモンスターを気絶させることもできる。

 鍛冶屋の大槌を思わせる無骨な形状が主流だが、サボテンを加工したものなどユニークなデザインのハンマーも存在する。

 攻撃はリーチこそ短いものの、一撃の威力が高く、スタミナを消費することで“溜め攻撃”を行うことができる。大剣とは異なり、溜め中も移動可能であり、硬い部位でも弾かれないため、弱点部位を的確に狙いやすいのが特徴だ。

 豪快な一撃でモンスターを叩き伏せるハンマー。そのダイナミックな攻撃は、狩猟における強烈な爽快感をもたらし、一撃必殺のロマンを求めるハンターに選ばれ続けている。
[IMAGE][IMAGE]

ランス

[IMAGE]
 すべてのシリーズに登場。巨大な槍と盾を組み合わせた武器で、全武器中トップクラスのガード性能を誇る。抜刀時の移動速度は遅いものの、隙の少ない突き攻撃を得意とし、ガードアクションを駆使して堅実に立ち回れる。

 スタミナを消費することで、前方に突きをくり出しながら突進する“突進攻撃”が可能。攻撃を受けても怯まずに進み続けられるため、攻防一体の動きを展開できる。さらに、ステップを活用すれば、巨体のモンスターを相手にしても柔軟な対応が可能だ。

 長い歴史の中で、ランスはより多彩なアクションを獲得。ガードを活かしたカウンター攻撃やガードしながらの前進攻撃など、“守りながら攻める”スタイルが確立されていった。

 その堅牢な守りと鋭い突きを駆使した狩猟スタイルは、言うなれば“鉄壁の槍”。堅実さの中にある攻めの一手を極めたとき、ランスの真価が発揮される。
[IMAGE][IMAGE]

双剣

[IMAGE]
 『モンスターハンターG』より登場。片手剣から派生した、両手に1本ずつ剣を持つ攻撃特化型の武器。リーチの短さやガード不可という欠点はあるものの、素早い回避や圧倒的な手数でモンスターを畳み掛けることができる。

 最大の特徴は、“鬼人化”による自己強化システム。スタミナを消費し続ける代わりに攻撃力が上昇し、攻撃を受けても怯まずに動けるようになる。さらに、強力な連続攻撃“乱舞”をくり出すことも可能だ。『
モンスターハンターポータブル 3rd』では、鬼人化を解除してもその効果が持続する“鬼人強化状態”が追加され、『モンスターハンター4』では段差を利用した“空中回転乱舞”が導入されるなど、動きの幅が広がっていった。

 ただし、双剣は斬れ味の消耗が激しく、こまめな砥石使用が必須。スタミナ管理も重要で、攻め続けるだけでは息切れしてしまうため、状況を見極めた立ち回りが求められる。

 その圧倒的な手数と怒涛の連撃は、双剣ならではの魅力。素早い動きで翻弄し、攻め続けることで最大限の力を引き出せる武器だ。
[IMAGE][IMAGE]

太刀

[IMAGE]
 『MH2(ドス)』より登場。 大剣から派生した細身の長刀で、素早い動きと長いリーチを活かした連撃が特徴。独自の“練気ゲージ”を管理しながら狩猟を展開していく。

 攻撃を当てることで練気ゲージが蓄積され、『MH3(トライ)』からは特定の技をヒットさせるとゲージの色が変化し、それに応じて攻撃力が上昇する。さらに、“左右への移動斬り”と“気刃大回転斬り”が追加され、より滑らかな動きが可能になった。

 『MH4』では、新たに“気刃踏み込み斬り”が導入されたことで攻撃の幅が広がった。以降のシリーズでも練気ゲージを活かしたアクションが増え、より多彩な攻めかたができるようになっている。

 また、相手の攻撃を見切ることでカウンターをくり出すことも可能で、華麗な立ち回りが魅力の武器でもある。

 流れるような斬撃と研ぎ澄まされた技の応酬。練気ゲージを活かした剣技と鋭い一閃が、太刀の真髄だ。
[IMAGE]

狩猟笛

[IMAGE]
 『MH2(ドス)』より登場。ハンマーから派生した打撃武器であり、演奏による自己強化や味方の支援ができるという特徴を持つ。攻撃で譜面に音色を溜め、演奏することで攻撃力の上昇や体力回復、風圧無効など、狩猟笛ごとに異なる旋律効果を発動できる。

 補助の側面が目立つものの、打撃武器としての性能も高い。巨大な楽器を振り回し、頭部を狙えばモンスターを気絶させることも可能だ。さらに、旋律による自己強化で移動速度が向上し、硬い部位に対しても弾かれずに攻撃できるため、安定した立ち回りができる。

 仲間を支えながら、みずからも積極的に狩猟へ貢献できる狩猟笛。その旋律がもたらす多彩な支援効果が、ほかの武器にはない特有の役割を担っている。
[IMAGE][IMAGE]

ガンランス

[IMAGE]
 『MH2(ドス)』より登場。ランスから派生した武器で、長槍のようなリーチと内蔵された砲撃機構を兼ね備える。堅牢な盾による優れた防御力を持ち、強力な砲撃を駆使した立ち回りが可能。重量級の武器ながら、ステップを活用した小回りの利く動きもできる。

 ガンランスの大きな特徴は、通常の突き攻撃に加えて砲撃が行えること。リボルバー式の砲撃機構や中折れ式の再装填動作が独特の使用感をもたらしている。

 砲撃には通常型、放射型、拡散型の3種類があり、それぞれ装弾数や爆発範囲が異なる。さらに、大規模な爆発を引き起こす“竜撃砲”、全弾を一度に撃ち出す“フルバースト”、モンスターに突き刺さった後に炸裂する“竜杭砲”など、多彩な攻撃手段を備えている。

 堅実な防御と強力な砲撃を兼ね備えたガンランス。斬撃と爆発を組み合わせた唯一無二の狩猟スタイルは、扱いこそ難しいが、使いこなせば圧倒的な火力を引き出せる。
[IMAGE][IMAGE]

スラッシュアックス

[IMAGE][IMAGE]
 『MH3(トライ)』より登場。 斧と剣、ふたつのモードを自在に切り替えながら狩猟を展開する変形武器。通常時は巨大な両刃斧の形態だが、変形機構によって片刃の大剣へと姿を変え、柔軟な攻めが可能となる。

 “斧モード”はリーチの長さを活かし、広範囲を攻撃できる豪快な振りが特徴。一方で、“剣モード”は素早い連続攻撃を得意とし、内蔵された属性ビンの効果によって、モンスターに大ダメージを与えられる。加えて、斬れ味が黄色以上なら攻撃が弾かれず、硬い部位にも安定して攻撃を当てやすいのが強みだ。

 また、スラッシュアックスならではの大技として、刀身を突き刺し、属性ビンのエネルギーを送り込んで爆発を引き起こす“属性解放突き”がある。

 この強力な一撃を活かしながら、剣と斧を使い分ける立ち回りが魅力のスラッシュアックス。モンスターの動きを見極め、状況に応じて形態を切り替えることで、ほかの武器にはないダイナミックな狩猟を楽しめる。
[IMAGE][IMAGE]

操虫棍

[IMAGE]
 『MH4』より登場。近接武器でありながら、“猟虫”と呼ばれる虫を操ることで遠距離攻撃も可能な異色の武器。

 最大の魅力は、軽快な動きとエキスによる強化システム。猟虫をモンスターに飛ばし、部位ごとに異なるエキスを吸収することで、攻撃力や防御力、移動速度の強化など、さまざまな効果を得られる。さらに、棍を使った跳躍アクションにより、地形に関係なく飛び上がり、縦横無尽な攻撃をくり出せる。

 また、猟虫の育成も操虫棍ならではの要素だ。専用の餌を与えることで、パワー、スピード、スタミナを強化でき、成長の過程で姿や能力が変化。プレイヤーの狩猟スタイルに合わせた猟虫を育てる楽しみがある。

 近接攻撃と猟虫によるサポートを両立し、高い機動力を活かした自在な動きができる操虫棍。モンスターの攻撃をかわしながら猟虫と連携し、立体的な狩猟を展開できる特殊な武器である。
[IMAGE][IMAGE]

チャージアックス

[IMAGE]
 『MH4』より登場。片手剣と盾の“剣モード”と、それらを合体させた“斧モード”を切り替えながら狩猟を展開する変形武器。剣モードで、素早い攻撃とガードを駆使してエネルギーを蓄積。斧モードに切り替え、そのエネルギーを解放して強力な一撃を叩き込む。

 この武器の強みは、攻撃によって“剣撃エネルギー”を内蔵ビンに蓄積し、それを活用できる点。蓄積したエネルギーは“属性解放斬り”として放つことができ、さらに圧縮して一気に解放する“高出力属性解放斬り”は圧巻の威力を誇る。

 シリーズの進化にともない、エネルギーを自身へ付与する“属性強化状態”や、斧の刃を回転させて連続ヒットさせる“属性廻転斧強化斬り”など、攻撃手段の幅も広がった。

 剣と斧、ふたつの形態を巧みに使いこなし、蓄えたエネルギーを解放するチャージアックス。変形アクションは見た目の迫力も抜群で、スタイリッシュな狩猟体験を生み出してくれる。
[IMAGE][IMAGE]

ボウガン(ライトボウガン/ヘビィボウガン)

[IMAGE][IMAGE]

ライトボウガン

 すべてのシリーズに登場。弾を発射し、中距離から攻撃できる武器で機動性に優れ、素早い射撃と柔軟な動きを得意とする。

 属性弾や状態異常弾の扱いに長け、毒・麻痺・睡眠といった搦め手を駆使しながら状況に応じたサポートを行える。さらに、味方の回復や強化を行う特殊な弾を撃てるものもあり、支援にも貢献できる。

 また、サイレンサーを装着するとモンスターに狙われにくくなり、ロングバレルを付けることで弾道の安定性や射程を強化できるなど、カスタマイズの幅が広いのも特徴。各武器には強化パーツ枠があり、装填数の増加といった狩猟スタイルに応じた調整が可能だ。

 作品を重ねるごとに新たな弾種やアクションが追加され、動きの幅が広がったライトボウガン。軽快な動きと多彩な弾を駆使し、離れた位置から狩猟を組み立てる立ち回りが特徴の武器である。

ヘビィボウガン

 すべてのシリーズに登場。機動力は低いものの、そのぶん高威力の弾を撃てる遠距離武器。

 攻撃力に優れる反面、武器の取り出しや収納が遅く、銃をかまえているあいだは走れない。さらに、反動やリロードによる隙が大きいため、慎重な立ち回りが求められる。しかし、
『MH2(ドス)』以降はパワーバレルとシールドのカスタマイズが可能となり、シールドを装備すれば正面からの攻撃を防げる。リロードや射撃中以外はオートガードするため、防御面の安定感が増した。

 一方で、初代
『モンハン』では防御手段がなく納刀速度も低かったので、攻撃力の高さと引き換えにリスクが大きい武器だった。パワーバレルの追加による攻撃力向上や、シールド装着によるガード性能の獲得によって、シリーズを重ねるごとに運用の幅が広がっていった。

 ヘビィボウガンはその圧倒的な火力を活かし、モンスターの動きを読みながら慎重に構えることで最大限の力を引き出せる武器。重量級ならではの特性を理解し、適切に扱うことで、遠距離から高いダメージを与えられる。

[IMAGE]
 『MH2(ドス)』より登場。ボウガンとは異なり、矢の残弾数を気にせず扱える遠距離武器。スタミナを消費して弦を引くことで威力を高める“溜め射ち”が基本となり、モンスターとの距離や射撃方法を見極めながら攻撃をくり出すことが求められる。

 矢の種類は連射、拡散、貫通の3タイプに分かれ、弓ごとに射撃方法が異なる。さらに、強化用のビンを装着することで、攻撃力の向上や状態異常効果を付与できる。『
MHP 3rd』からは、矢を上に放ち広範囲に攻撃できる“曲射”が追加され、ハンマーのように気絶値を蓄積できるようになった。

 そのほか、
『MH4』で通常射撃から派生する“剛射”が導入され、『モンスターハンター:ワールド』では“竜の一矢”という強力な貫通攻撃が追加されるなど、シリーズごとに弓のアクションは進化を続けている。

 機動力と攻撃力を兼ね備え、多彩な射撃が特徴の弓。ハンターの腕次第で真価を発揮し、狩猟を優位に導く武器である。
[IMAGE]

『モンスターハンターワイルズ』発売記念カウントダウン企画

      この記事を共有

      本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

      集計期間: 2025年04月25日11時〜2025年04月25日12時