
シャアをガンダムに乗せることもできた!
『ガンダム無双』は一騎当千の爽快感を味わえる無双シリーズとガンダムのコラボ作品。いまでは『ワンピース 海賊無双』や『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』、『ファイアーエムブレム無双』など、さざまな作品とコラボしていますが、本作『ガンダム無双』が初の版権コラボタイトルでした。
最初はPS3で発売され、つぎにXbox 360で英語音声と日本語音声の切り替え機能が追加された『ガンダム無双 インターナショナル』が発売。さらに2008年2月28日にはPS2で武者ガンダムMK-IIが参戦する『ガンダム無双 Special』が発売されました。より多くの人に手に取ってもらうためにPS2で発売したのだと思いますが、あとから下位機種で発売されるケースは珍しかったですね。筆者は武者ガンダムが好きなのでPS2版も購入しましたが、PlayStation BB UnitのHDDにデータをインストールすることもでき、快適に遊べた記憶があります。
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個人的に好きだったのはロラン・エマ・プルツー編。さまざまな勢力が戦闘を続けるなか、あくまで話し合いによる解決を呼びかけていた『∀ガンダム』のロランが考えの甘さを『機動戦士Ζガンダム』のエマや『機動戦士ガンダムZZ』のプルツーに叱咤され、自身も“機械が人の役に立つ世界”を目指して戦いに身を投じていくストーリーが熱くてよかったです。
操作やルールに関しては無双シリーズのフォーマットに則りつつ、バーニアを吹かして高速移動する“ダッシュ”があったり、地上だけでなく宇宙も舞台になるといった点があります。また、大きく違うのはパイロットとモビルスーツにそれぞれレベルがあり、パイロットレベルが上がるとダッシュやジャンプを使うのに必要なスラスターゲージが上昇し、モビルスーツレベルが上がると通常攻撃やSP攻撃の性能が上がりました。パイロットには固有スキルと汎用スキルがあり、汎用スキルは自由に付け替えることが可能でした。
各キャラクターのオフィシャルモードをクリアーすることでモビルスーツの乗り換えも可能に。シャアをガンダムに乗せたりすることもでき、自分好みの組み合わせで出撃する楽しみがありました。
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近年のガンダムアニメ作品は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』や『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(ジークアクス)とどれもも大きく盛り上がっていますし、それらが参戦する『ガンダム無双』の新作が出てくれたらうれしいですね。