
据え置き型ゲーム初の『星のカービィ』
『星のカービィ 夢の泉の物語』は、任天堂から発売された横スクロールのアクションゲーム。ゲームボーイで発売された初代『星のカービィ』に続くシリーズ第2弾で、本作が据え置き型ゲーム機で初めて登場した『星のカービィ』シリーズとなる。
シリーズの代名詞的存在と言える“コピー能力”が初登場したのは意外にも1作目ではなく、この『夢の泉の物語』からだったというのは昔からのファンにとっては有名な話だ。
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ゲームの舞台となるのはもちろんプププランド。“夢の泉”にある秘宝“スターロッド”がデデデ大王に奪われてしまったため、住民たちは楽しい夢を見られなくなってしまっていた。そこでカービィはみんなの楽しいお昼寝の時間を取り戻すために立ち上がる。バラバラにされ手下に配られたスターロッドを回収し、夢の泉の輝きをもとに戻すことはできるのか……というのが本作のストーリーだ。
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炎を吐いて攻撃する“ファイア”、敵を凍らせる“アイス”、片手に剣を持って斬り付ける“ソード”など、コピーできる能力は初搭載のシステムながらじつに多彩。さまざまな技を使えるのがおもしろくて、誰しも新たな敵と出会うのが楽しみになっただろう。
帽子をかぶったりするカービィのコスプレ姿はまだなかったと思うが、攻撃時のモーションが多種多様だったので見ているだけでもワクワクしたに違いない。能力を取っ替え引っ替えせず、得意な能力をがんばって手放さないように戦っていくなんて戦法も使うことができた。
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また、各マップ上にはサブゲームへの扉もあり、“クレーンフィーバー”や“はやうちカービィ”、“たまごきゃっちゃ”といったワンボタンで遊べるミニゲームをプレイできた。
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それから、本作の誕生秘話をディレクターを務めた桜井政博氏が自身のYou Tubeチャンネルで語ってくれている。ゲームファンならずとも必見の内容になっているので未見であればチェックするといいだろう。