
『MLB PRO SPIRIT』は、コナミが配信しているスマホ向けリアリスティック野球ゲーム。本作のダウンロード数が、2025年3月19日に同月最高となる3万以上のダウンロード数を記録した。
このDL数のきっかけとしては、直近で開催となったMLB東京シリーズにおける日本選手の影響なのではないか、とブログでは分析。また、ダウンロード数だけでなく、DAUにおいても大きな伸びが顕著に現れていた。
MLB東京シリーズ開幕に合わせてMLB PRO SPIRITのDL数が急増しDAUは2倍以上に、ライブ配信したAmazon Prime VideoのDL数はプレシーズンゲームで最大に
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MLB東京シリーズに合わせて、日本とアメリカでDL数・DAUが急増したMLB PRO SPIRIT
MLBが日本で開幕戦を行うのは、マリナーズのイチロー選手引退試合にもなった2019年以来、6年ぶりのことです。今回プレイを行ったドジャースは、昨シーズンのナショナルリーグMVPの大谷翔平選手、開幕投手を務めた山本由伸投手、第2戦に先発した佐々木朗希投手が登場しました。一方のカブスの開幕投手は今永昇太投手で、これに鈴木誠也外野手を加えた日本選手が活躍する舞台となりました。
こうした日本選手の活躍と合わせる形で、2024年10月にリリースされたリアリスティック野球ゲーム『MLB PRO SPIRIT』(KONAMI)のダウンロード数が急増しました。Sensor Towerのデータによると、2024年10月から2025年3月の同作の市場別ダウンロード数シェアは、トップが日本で約50%、2位がアメリカで約35%を占め、両市場で80%以上のシェアを占めています。
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『MLB PRO SPIRIT』のDAUにおいても、大きな伸びが顕著に現れています。Sensor Towerのデータによると、同作のDAUは日本、アメリカともに大きな上昇が確認できます。日本においては、プレシーズンゲーム前日(3月14日)と当日(3月15日)のDAU比較で、2倍以上となっています。
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『MLB PRO SPIRIT』のユーザー分布では、若い世代の男性ユーザーが大半を占めています。Sensor Towerのデータによると、日本における2025年第1四半期のユーザー分布では、90%以上を男性ユーザーが占めています。
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試合終了までライブ配信したプライムビデオのダウンロード数も急増
Sensor Towerのデータによると、2025年3月の日本における『Amazon Prime Video』のダウンロード数推移を見ると、3月15日のプレシーズンゲームに合わせて大きな伸びを示しており、2万以上/日のダウンロード数を記録しています。
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モバイルデバイスの普及と回線の高品質化で、動画ストリーミングアプリは群雄割拠の時代になっていますが、こうしたキラーコンテンツをタイムリーに導入することでダウンロード数がさらに増大することが確認できます。
Sensor TowerのApp Performance Insightsのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。
また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。なお、Google Playは中国本土では利用できません。