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『Dinkum(ディンカム)』攻略ガイド。鍵を握る“許可ポイント”や不可欠な金策など、サバイバルライフシミュレーションをじっくり楽しむための遊びかたを解説

byカイゼルちくわ

更新
『Dinkum(ディンカム)』攻略ガイド。鍵を握る“許可ポイント”や不可欠な金策など、サバイバルライフシミュレーションをじっくり楽しむための遊びかたを解説
 KRAFTONが提供する、PC(Steam)向けサバイバルライフシミュレーション『Dinkum』(ディンカム)。本作は、2022年7月のアーリーアクセス版配信開始から2年8ヵ月を経て、いよいよ2025年4月23日(水)に正式リリースを迎えた。
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 今回は正式リリースをきっかけに本作をプレイしてみたいと思った人など、初プレイの人に向けてのスタートガイドをお届けする。

 自由度が高いからこそ、つぎになにをすればいいのか悩みがちな本作。まずはやりたいことのための備えを今回のガイドで整えてもらうことで、本作をさらに楽しんでもらえるかと思う。
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農業や牧畜などの生産活動だけでなく、狩猟や地下探検といったスリリングな要素も楽しめる本作。やりたいことを見つけるためにも、まずは準備を整えよう。
※この記事はKRAFTONの提供でお届けします。

操作方法とスタミナのしくみ

 本作の操作方法は、一般的なライフシミュレーションゲームを踏襲したオーソドックスなもの。通常の移動、ジャンプ、選択しているアイテムの使用、インタラクトという、4つの操作でほとんどの行動が解決する。
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アイテムを使いたい場合、まずはインベントリ画面を開いて画面下の“ツールベルト”スロットにアイテムをドラッグ&ドロップする。
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あとは数字キーやマウスホイール(パッドの場合はLB、RBボタン)でアイテムを選択し、アイテム使用ボタンを押す。食事も攻撃もすべてこの操作だ。
 序盤でほかに多用するが操作方法がわかりにくいアクションとしては、“座る”と“捨てる”がある。“座る”と後述する体力の回復速度が上がるので序盤に便利だが、これはボタン操作ではなく、エモートの中に含まれている。

 インベントリがいっぱいになりがちな序盤に使いたい“捨てる”は、インベントリでアイテムを選択した状態でQキー(パッドの場合は左スティック押し込み)を押せばOKだ。
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後述する果物を植えて育てるときには、穴を掘ったらそのまま動かず果物を選択し、捨てる操作を行なってからもう一度シャベルを使い、土を被せる。
 行動するうえでいちばん大事なのが、画面左上のオレンジ色のゲージで表示されている“スタミナ”の存在。木を切る、武器を振るなどのアイテム使用アクションを行なうたびに、スタミナは消費されていく。また、長時間食事をしないでいると、徐々にスタミナの上限が下がっていく。

 このスタミナがゼロになると、キャラクターが疲れた状態になり、移動を始めとしたすべてのアクションが遅くなる。しかもこの状態は一度スタミナが全快するまで続くのだが、スタミナの回復速度も非常に遅くなってしまうので、回復するまでにもかなり時間がかかる。
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本作ではリアルタイムで時間が経過していくので、疲労状態になると明るいうちにやりたかったことが間に合わなくなったりと、デメリットが大きい。
 疲労状態にならないように、スタミナは使い過ぎないのが基本。スタミナがなくなりそうになったら伐採などの行動を1回止めて、周辺を探して落ちているものを拾ったり、後述する発掘ポイントを探したりといった、スタミナを使わない行動を挟んで回復を待とう。

 なお、食べ物を食べることで一定時間、スタミナの回復速度アップや体力の自動回復効果が得られる。歩いているとあちこちで手に入る果物を食べるだけでもそれなりの効果が得られるので、どんどん食べていこう。なお、一度に得られる食べ物のバフは3つまでで、バフが消えるまでは“満腹”ということで追加で食べることはできない。
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こうしたブッシュライムやリンゴといった果物の木にインタラクトすると、果物が落ちてくる。拾うボタンを押しっぱなしにすれば、落ちている果物をまとめて回収できる。

すべての基本はお金と許可ポイント

 本作でスタミナや体力よりもある意味大事になるのが、お金と“許可ポイント”。お金はゲーム内でいつまでもかなりの額が要求されるので、いくらあっても足りない。許可ポイントは特定のアチーブメントや、ゲーム内の日替わりで追加される“デイリータスク”を達成することで得られる。

 許可ポイントを貯めて、最初からの相棒となるNPC“フレッチ”にライセンスの申請をお願いすることで、現在許可ポイントで購入できる“ライセンス”が閲覧できる。本作では採掘するには採掘ライセンス、狩猟するには狩猟ライセンスなど、なにかをするには対応したライセンスを購入する必要がある。
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ライセンスを購入することで、新たなアイテムをクラフト可能になったりもする。ライセンス一覧を見て、やりたいことを決めるのもアリだ。
 お金は後述する金策でかなり稼げるのだが、許可ポイントについては地道にアチーブメントやタスクをこなして稼ぐしかない。まずは優先して伐採と採掘、余裕があれば釣りのライセンスを1レベル取ろう。伐採や採掘をくり返してそれぞれのレベルを上げれば、より高レベルのライセンスを取得したり、新たなライセンスが一覧に出現したりする。

 レベル上げには島の探索がてら、落ちている丸太や木に実った果物を回収したり、木を切ったり、黒や銅の鉱石が露出している岩を採掘したりしていこう。最初は店で買える“簡素な斧”や“簡素なツルハシ”しか使えないため、なかには伐採や採掘が不可能なオブジェクトもあるが、とくに気にしなくて大丈夫。簡素な道具は使っていくとすぐ壊れるので、毎日ジョンの店で買っておき、予備を確保しておくのもオススメ。
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スタミナを消費しないので、丸太や果物の回収は序盤のレベル上げにちょうどいい。
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このように鉱石が露出している岩は、逃さず採掘しておきたい。黒のほうからスズ鉱石、褐色のほうから銅鉱石という、序盤のクラフトで大量に使う鉱石が取れる。
 昆虫採集と釣りも、序盤のお金とポイント稼ぎに適している。これらは店に売ればそれなりのお金になるし、博物館ができてからは、各アイテムを初めて寄贈するタイミングで許可ポイントがもらえる。

 昆虫採集は虫捕り網を振るだけなので簡単だが、釣りはすこしコツがいる。浮きを放ったあとは、魚が浮きを強く引いた瞬間にリールを引かないと魚がひっかからない。また、魚が暴れて水面が波立っているときは、リールを巻かず様子を見るようにしよう。スタミナもかなり使うので、慣れるまでは食事バフも用意したい。
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虫や魚はひとつごとにインベントリの枠をひとつ使ってしまうので、集め過ぎるとすぐにインベントリが埋まってしまう点には注意。

クラフトと入手法がわかりにくいアイテム

 やれることを増やしたいならライセンスだけでなく、クラフトや買い物で新たなアイテムを獲得することも重要。ゲーム開始直後、ライセンスを持っていない状態でも買えるアイテムもあるので、しっかりチェックしておこう。
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まずは簡素な道具がひととおり欲しい。
 ライセンスを購入すると増えていく、クラフトアイテムも欠かさずチェックしていこう。作業台を作らなくても、フレッチのテント内にある作業台でクラフトが可能だ。
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この作業台で作れるものを確認。同じテント内には、アイテムを預けられる箱もあるので活用しよう。
 序盤で要求されるが入手方法がすぐにはわかりにくい素材としては、“スズの板”と“スピニフェックスの樹脂”が挙げられるかと思う。

 スズの板は、クラフトやジョンの店で入手できる炉にスズ鉱石を5つ放り込むとできる“スズの延べ棒”を、丸太を切るテーブルソーで切ることで入手できる。スピニフェックスの樹脂は“スピニフェックスの房”を炉に入れて燃やすことで手に入る。スピニフェックスは乾燥した地帯などに生えている、やたらとトゲトゲした草だ。
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これがスピニフェックス。乾燥していない地帯でもときどき見かけられるので、斧やツルハシで刈り取っておこう。鎌を使えば、3マス分を一気に刈り取れる。
 木材にもさまざまな種類があり、知らない木材を要求される場面も多い。序盤で必要になる“ヤシの丸太”は、スタート地点からけっこう離れたトロピカルなエリアにのみ生えており、しかも丸太が落ちていないので注意。また、罠の作成で要求される“マングローブスティック”は、木が生い茂るジャングル地帯の川沿いに根を張っている“マングローブ”を切ることで入手できる。
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ヤシとマングローブはスタート地点付近で大量に手に入るユーカリと異なり、遠出しないと手に入らない。

訪問者と仲よくなって定住してもらおう

 島を探検しながら、もうひとつ進行しておきたいのが住民の誘致。定期的に島を訪れるNPCたちは、好感度が上がると定住したいと申し出てくれる。定住すると売ってくれるアイテムなども増えるので、お気に入りのNPCは積極的に誘致したいところ。
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どの住民が訪れるかはランダムになるが、上げた好感度はつぎの来訪時以降もしっかりとキープされている。
 NPCの好感度を上げるには、毎日話しかけてお願いごとを聞いてあげよう。なにを頼まれるのかはランダムで、達成しづらいお願いをされることもあるが、できるだけ叶えてあげよう。

 また、NPCの一部は好感度だけではなく、アイテムを一定額購入するのが定住の条件となっている。好感度をある程度上げても定住を申し出てこない場合は、買い物もしてみよう。
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食べ物が欲しいと言ってきた場合、各NPCごとに好みがある。いろいろ試しつつメモしておこう。
 また、NPCが定住する建物を建設する際には大量の素材のほかに、多額のお金を要求される。このお金は島の借金としてストックされるので、フレッチのテントにある窓口から少しずつ返済していこう。なお、借金がある状態では、新たな建物を増やすことができない。
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フレッチの後ろにあるのが、借金返済の窓口。序盤は返済に苦労するが、慣れてくるとお金はすぐに稼げるようになるので心配無用。

最初の目標は発掘とテレタワー修理

 序盤のうちにできるようにしておきたいのが、スコップで特定の地面を掘ると特殊なアイテムが手に入る“発掘”だ。ライセンスレベル1の段階では、金属探知機を使って地道に探す必要があるので効率がかなり悪いが、レベル2のライセンスを取得すると、金属探知機がなくても目視で発掘ポイントが見分けられるようになる。

 発掘のレベルは採掘を続けていくことでも上がるので、発掘ライセンスが取得可能になったらすぐ取っておき、そこからはひたすら鉱石を集めていこう。
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序盤は伐採よりも採掘のほうが多く行なうことになるので、予備の道具としてはツルハシを優先して持ち歩いておこう。
 発掘ライセンスがレベル2になったら、移動中に地面に“×”マークがある場所を逃さずスコップで掘り起こしていこう。“光るディスク”や“古い歯車”など、クラフトでは手に入らない貴重なアイテムや素材が直接出てきたり、こうしたアイテムが複数入っているドラム缶や箱が出現することもある。
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この×マークが発掘できる場所の印。地面の色次第では見逃しやすいので注意。
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ドラム缶は発掘しなくても、その辺に転がっていることがよくある。ツルハシや武器などでたたき壊して、中身を取り出そう。
 これらの発掘で手に入るパーツは、島の東西南北の位置に建っている“テレタワー”の修理に必要だ。修理したテレタワー間では瞬間移動が可能なほか、将来的にはテレポート地点を設置してより自由な移動も可能になり、島の移動が格段に楽になる。
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テレタワー修理のためのアイテムは、間違って売ったりしないように木箱にしっかり保管しておきたいところ。
 また、これらのパーツはNPC“フランクリン”に、乗り物などの便利なガジェットを作ってもらうための素材にもなる。とくに“光るディスク”はフランクリンに渡すとお金になるうえ、作れるガジェットも増えていくのでどんどん売りたいところ。ただし、テレタワー修理に必要な分は必ず残しておこう。
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とくに誘致するNPCにこだわりがなければ、フランクリンは早めに定住させておきたい。好感度に加えて、お金のやり取り総額も定住の条件になっているようだ。
 また、ときどき発掘で手に入る“古い鍵”は、ライセンスを獲得することで入れるようになる地下鉱山“ディープマイン”で発見できる宝箱を開けるのに使う。この箱からは特殊な装備などレアなアイテムばかりが手に入るので、ディープマインに潜る際にはこの鍵を忘れずに持っていきたい。
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ディープマインは真っ暗なうえに危険な野生動物だらけで、冒険しがいのあるコンテンツ。解放されるまえに、古い鍵を大量にため込んでおこう。

野生動物と戦うコツ

 島を歩いていると、向こうから襲いかかってくる野生動物も多く存在する。スタート地点付近にいるワニや、群れで襲いかかってくるダチョウのような見た目のイライラムーなどは、最初のうちは無視して逃げたほうが安全だ。本作では動物に襲われて体力がゼロになると、拠点に戻されて強制的に1日が終了するうえ、所持していたアイテムの耐久度がすべて大きく下がってしまうので、無理は禁物。
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ワニ単体なら武器が作れるようになった段階でも相手にできるが、複数の敵は基本的にはスルーしたい。
 最初に作れる武器は3種類あるが、オススメなのはリーチがあり、振りも速くて使いやすい槍。ワニを相手にするなら、噛みつきつつ突撃してくる攻撃を横に回り込むようにして歩いて回避し、空振りしたところを横から突く、という行動を繰り返していこう。
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1対1なら、ほとんどの相手がこの方法で完封できる。遠距離攻撃や範囲攻撃をしかけてくる動物もいるので、そういった攻撃もまずは空振りさせよう。
 戦闘で気を付けたいのが、スタミナの消費。武器を振るのにはかなりのスタミナが必要なので、戦いに夢中になり過ぎるとうっかりスタミナ切れで疲労状態になってしまう。

 疲労状態では移動と武器を振る速度が大幅に下がるため、ふだんは楽に勝てるワニ相手でも圧倒的に不利になる。逃げ切るのも難しくなるので、スタミナの管理を最優先しよう。槍の場合は耐久度の減りもかなり早いので、予備を持ち歩くのもアリだ。
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戦闘が苦手な場合、ジョンの店で買える回復アイテムを用意しておいたり、事前に食事をしておくのがオススメ。調理済みの肉類など、スタミナや体力の上限アップや回復効果がある食べ物を惜しまず使おう。

初期にオススメの金策を紹介

 本作でつねにつきまとってくるのが金欠。お金はいくらあっても足りないので、金策の手段は早めに確立しておきたい。

 ゲーム開始直後の金策としては、花や果物を拾ってジョンの店で売るのがいちばんお手軽だ。スタート地点付近にも大量にある“黄色いワトルの花”や“ブッシュライム”は、虫や魚とは異なり単価は安いものの、インベントリを圧迫しない。ブッシュライムは再序盤の食事としても役立つので、見かけしだい集めておこう。
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とくに多く集められてすぐお金になるのが、この黄色いワトルの花。一度採集しても、数日でまた咲く。
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食べ物は調理済みにしたほうが多少高く売れるが、序盤のうちはあまり気にしなくてもOK。
 果物はそのままシャベルで埋めるだけでも、その場所に木が生えてくる。リンゴなどの果物を集め、拠点の近くでひたすら埋めて果樹園を作るのもオススメだ。ただし、収穫できるようになるまでにはかなりの日数がかかる。
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筆者は密集状態に植えてしまったが、ある程度間隔を空けたほうが収穫しやすい。
 狩猟ライセンスを獲得して罠が作れるようになれば、野生動物を捕獲して大金を稼げるようになる。まずはフィールドを探検し、向こうから襲いかかってくる野生動物が多くいるポイントを確認しておこう。これらのポイントでは動物をすべて狩猟や捕獲によって一掃しても、日ごとに一定数の動物が出現する。
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地図にマークをつけておけば、場所を覚えておく手間が省ける。
 ポイントを見つけたら、その付近にクラフトした“動物コレクションポイント”を設置。このポイントに隣接するように、同じくクラフトした“シンプルな動物用罠”を設置する。
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動物用罠はいちばん簡素なものでOK。罠は回収もできるので、複数置いても問題ない。
 あとは簡単で、襲ってくる野生動物をこの罠のところまで誘い出し、罠にかける。罠がポイントに隣接しているとだいたいの場合、そのまま風船が取り付けられて動物が回収されていく。

 隣接していても自動で回収されない場合もあるので、その場合は動物が入った罠を持ち、ポイントの上に投げ入れよう。急がないと罠はすぐに破られてしまうが、破られた罠も拾って何度でも再利用可能だ。
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攻撃して弱らせておかないと罠はすぐに抜け出されてしまうが、自動回収が成功すれば問題なし。罠を破られたときのために、事前に複数設置しておくのがオススメ。
 動物を回収した翌日朝には、自宅のポストにメールでお礼の手紙とともに、お金と罠が届けられる。このお礼の金額がかなり高額で、1体につき安くても4000程度、高い動物なら8000~10000前後のお金が稼げるのだ。罠も戻ってくるので、追加で作り直す必要がないのも助かる。
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複数の動物が湧くポイントを発見できれば、捕獲だけで一日に10万以上稼ぐことも可能。

 この金策方法が安定すれば、十分なお金が手に入るはず。お金は本作ではなにをするにも必要になるので、なにはなくともこの捕獲金策はできるようにしておくのをオススメしたい。

 将来的にはほかのやりたいことでの金策でも、十分な収入が得られるようになる。そのための初期投資の資金集めとして、日々の金策は早めに始めておこう。
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集計期間: 2025年04月26日06時〜2025年04月26日07時