『H9』11月30日に発売決定。当初の構想通りの内容をリリースするため配信プラットフォームを変更。Steam版は配信要件を満たせないため一旦見送り

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『H9』11月30日に発売決定。当初の構想通りの内容をリリースするため配信プラットフォームを変更。Steam版は配信要件を満たせないため一旦見送り
 WorldMapは、PC向けホラーアドベンチャーゲーム『H9』の発売日を2025年11月30日に決定した。

 配信サイトはDLsite、DMM GAMES、STOVE、GOG.com。当初の構想通りの現行バージョンをリリースするために配信サイトを変更した模様。体験版も上記配信サイトに向けて11月上旬公開を目処に準備を進めているという。

 現行バージョンでは一部のゲーム内アセットや表現に関してSteamの配信要件を満たすことができないため
Steam版は見送りに。開発元Ge-sakuの代表・長井知佳氏の投稿によるとSteam版のリリースを諦めたわけではなく、現行バージョン発売後にパワーアップバージョンを用意する模様。詳細は後日お知らせするようだ。

 なお、
Steam版の見送りなど一連の告知内容はARG企画とは関係のない正式なアナウンスとのこと。本作は過去にプロモーションとしてARG企画を行っているが、今回の発表は実際の開発状況や配信に関する正式なお知らせだという。
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 『H9』は20世紀末に発売中止となった“幻の美少女ゲーム”を巡るサイコホラーアドベンチャー。長井知佳氏(『かまいたちの夜×3』『428 封鎖された渋谷で』など)がディレクターを務め、氏が代表を務めるGe-sakuが開発を手掛ける。

 物語の中心となるのは、ヒロインたちとの野球拳対決を楽しむゲーム『
トキメキ脱衣ジャンケン』。誰も知らない幻の美少女ゲームには、なぜか後年の技術で強固に封印されたデータが収録されていた。プレイヤーは脱衣ジャンケンを進めることでプロテクトを突破し、ゲームに隠された真実を追うことになる。
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 物語はゲームパートとノベルパートのふたつのパートで進行。ゲームパートでは駆け引きや特殊アイテムを駆使した野球拳対決に挑み、ヒロインを攻略していく。勝負に勝つたび、ヒロインは姿を変えていくようだ。
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 ノベルパートでは、順調だったはずのゲーム開発現場があるできごとを境に、異常なトラブルに見舞われ始める様子を収録。進めていくごとに謎めいたメッセージや開発者たちの証言が次々と浮上し、ゲームに隠された真実が明かされていく。

 明るく軽薄なゲームパートと開発の闇を綴るストーリーパート。ふたつのパートが交互に現れ、少しずつ噛み合わなくなっていく。かわいい見た目とは裏腹に心理的恐怖を感じるようなストーリーを体験できる内容となるようだ。

 なお本作には、暴力・流血表現、精神的ストレス描写、性的ニュアンス、実写映像によるショッキングなシーンが含まれるとのこと。プレイする際は留意しよう。
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※画像はSteamより引用。

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