アニメと合わせて体験したい1本

『サイバーパンク2077』は、『ウィッチャー』シリーズで知られるポーランドのゲームメーカー、CD PROJEKT REDが開発を手掛けたオープンワールドアクションRPG。テーブルトークRPG『Cyberpunk』シリーズを題材としており、タイトル通り“サイバーパンク”の世界観を有した2077年の未来世界が舞台の作品となっている。


本作を原作とするアニメ『サイバーパンク エッジランナーズ』が2022年9月13日の配信直後から話題を呼び、瞬く間に世界中で大ヒットを記録。日本でもいち早く視聴したゲームデザイナーの小島秀夫監督が大絶賛して注目を集めていたのも記憶に新しいところだ。
ゲーム『サイバーパンク2077』のほうでもアニメにインスパイアされた新コンテンツを含む“エッジランナーズアップデート”を実施。アニメとアップデートの相乗効果の結果なのか、それらと時を同じくして新規・復帰を問わず100万人以上のプレイヤーが毎日本作をプレイしていたことが明らかになり、発売後2年経っての返り咲きに多くのゲームファンを驚かせていた。
本作の開発が発表されたのは2012年10月。長い沈黙期間があったため、数年前まで「本当に発売されるのか?」などと筆者は失礼なことを考えていた覚えがあるが、時が動き出したのは2018年開催のE3で続報トレーラーが公開されてからだった。
翌年2019年のE3では、なんと俳優のキアヌ・リーブスが『サイバーパンク2077』にジョニー・シルバーハンド役で出演することが発表。本人がステージに上がり、発売日も明かす(このときは2020年4月16日と発表されたが、後に2回延期している)サプライズがあったので、いまなお脳裏に刻まれている人も多いのではないだろうか。ネット上でたびたび愛されキャラとして話題になるキアヌが出演することにも本当に驚かされたし、本物以上(?)のカッコいいビジュアルも思わずため息が出るほどのすばらしさだった。
『サイバーパンク2077』を語るうえで絶対に外せないのは、物語の中心となる巨大な都市“ナイトシティ”。プレイヤーは主人公のV(ヴィー)を操ってこの巨大な都市を巡り、多種多様なクエストを通じて自分だけのストーリーを体験していくことになる。


やはり圧倒的だったのはナイトシティの作り込み。きらびやかなネオンなどの景観が美しいのはもちろんだが、それだけでなくまるで本当に人々がそこで生活していると錯覚させるような描写が盛りだくさん。道行く人々を見るだけでここがどんな地区なのか想像がつくほどで、そんなところに遊びの要素をぎっちりの密度で詰め込んであるのだからすさまじい。メインストーリーをそっちのけで、ひたすらナイトシティを歩き回ったプレイヤーは星の数ほどいるはずだ。
重武装で真正面から挑んだり、反対にステルス特化にしてみたり、あるいはハッキングを駆使したりとVの育成も本作の魅力的なポイント。サイバーウェアを買い、身体をどんどん改造・強化していくのがじつにサイバーパンクの世界らしくてイカしている。「視覚的なサポート機能が使えたら便利だな」なんて日常的に妄想しがちな筆者などにはぴったりで、改造するたびに興奮していた覚えがある。



2023年9月26日には、拡張パック『仮初めの自由』が、プレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、PC向けにリリース。さらに、ゲーム本編と前述の拡張パック『仮初めの自由』がセットになった完全版『サイバーパンク2077 アルティメットエディション』のデジタル版が、同年12月5日にPS5、Xbox Series X|S、PC向けに、今年(2025年)6月5日にNintendo Switch 2向けに発売された。





















