3種の武器で幻魔を討つ! 大ヒット戦国サバイバルアクションゲーム
※本稿はストーリーのネタバレを含みます。未プレイの方はご注意ください。
本作は、カプコンからリリースされた戦国サバイバルアクションシリーズの第1弾だ。キャッチコピーは“空前絶後のバッサリ感”!
PS2版は全世界で200万本出荷を達成。映画を思わせる演出や登場人物のリアルなアクションはもちろん、主人公のモデルと声優に俳優の金城武さんが起用されたことを鮮明に記憶している方もいるだろう。金城さんはゲストクリエイターとしても制作に関わった。

オープニングムービーでは、織田信長が今川義元を急襲する桶狭間の戦いが描かれる。その様子を高所から見つめる男がひとり。明智光秀の甥にあたる、主人公の明智左馬介だ。

それから1年後。左馬介は斎藤義龍の妹である雪姫の窮地を救うべく、稲葉山城へ。だが、突如現れた異形の怪物“幻魔”にあえなく倒され、姫は連れ去られてしまう。

そんな折に語り掛けてきたのが、幻魔に滅ぼされたという鬼の一族たち。左馬介は彼らから“鬼の篭手”を授けられ、幻魔との戦いを託されるのだった。
ゲームの中核をなす戦闘についても振り返ろう。本作では雷斬刀と炎龍剣、そして薙刀のような疾風刀という3種類のメイン武器を用い、道を切り拓いていく。攻撃モーションのダイナミックさと斬ったときの「ズバッ」という効果音の相乗効果で、気持ちのいいアクションを味わえた。

武器には必殺技にあたる“戦術殻”が設定され、それぞれ特性や攻撃範囲が異なっていた。ここぞというシーンで技を放てば、一気に戦況が覆ることも。


カウンター技となる“一閃”も特徴的で、敵の攻撃をタイミングよく防御して弾き、反撃できたときはじつに爽快! 相手の動きを見極めていく緊張感に、多くのプレイヤーはやみつきになった。

幻魔を倒すと、武器などを強化できる“赤の魂”、戦術殻の使用に必要な“鬼力”を回復する“青の魂”、体力を回復する“黄の魂”が出現。吸魂には時間がかかるため、敵の隙をうまく突いて魂を手に入れていく必要があった。

左馬介の行く手を阻む個性的かつ、不気味なボスたちにも注目したい。盾持ちや姿を消すタイプ、飛行型などボスたちは非常にバラエティー豊かだ。ボス戦では相手の攻撃を観察して立ち回りを工夫したり、効果的な戦術殻を模索したりするのがとくに楽しかった。



幻魔とのバトルの印象が強い本作だが、じつは謎解き要素もあり、プレイヤーは暗号解読や制限時間が設けられたパズルに挑んでいく。左馬介とかえでを交互に操作してギミックを解くシーンでは、ひとつのミスが命取り……なんてことも。謎解き要素が本作に奥深さをもたらしているのだ。


2018年12月20日には、本作をもとにグラフィックを高精細化し、16:9のワイド画面に対応したNintendo Switch、プレイステーション4(PS4)、Xbox One用HDリマスター版が発売されている(※)。

2025年4月24日にはHDリマスター版のアップデートが行われ、一度でも敵の攻撃を受けると即ゲームオーバーとなる高難度モード“修羅”が実装された。これまで本作をやり込んできた方や、アクションゲームに自信があるプレイヤーがつぎつぎとチャレンジし、話題となった。


さらに、2026年にはシリーズ最新作となる『鬼武者 Way of the Sword』(ウェイ オブ ザ ソード)がプレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、Steamでリリース予定。待望の完全新作を前に、HDリマスター版でシリーズの原点をおさらいしておくのもよさそうだ。


















