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『ウィザードリィ』初期5作の権利をアタリが取得。ゲームの移植や新作の発売のほかボードゲームや書籍、映像などマルチな展開を目指す

『ウィザードリィ』初期5作の権利をアタリが取得。ゲームの移植や新作の発売のほかボードゲームや書籍、映像などマルチな展開を目指す
 Atariは、『Wizardry』(ウィザードリィ)初期5作の権利とそれに関連する知的財産権(IP)を取得したことを発表した。権利を取得したのは、以下の5タイトル。ゲーム本体以外にも、これらに付随する呪文、キャラクター、モンスターなどの知的財産についても権利を取得したとしている。
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■権利を取得したタイトル
  • Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord (1981)
  • Wizardry II: The Knight of Diamonds (1982)
  • Wizardry III: Legacy of Llylgamyn (1983)
  • Wizardry IV: The Return of Werdna (1987)
  • Wizardry V: Heart of the Maelstrom (1988).

 『Wizardry』は、1981年に海外で発売された3DダンジョンRPG作品。剣と魔法によるバトルを展開するいわゆるファンタジーRPGで、『
ドラゴンクエスト』など日本のRPGに大きな影響を与えた伝説的ゲームシリーズとして愛されている。

 シリーズとしては第1作のリメイク作である『
Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord』が2024年にリリースされたほか、『ウィザードリィ外伝 五つの試練』が2023年にSteamにて発売(後日Nintendo Switch版が2025年に発売)。スマートフォン用タイトルとして『ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ』も2024年よりサービス中となっている。

 『Wizardry』の初期5作はこれまでSirtech Entertainment Corpが保有していたが、Atariが権利を取得した形となる。なお、『
Wizardry VI』~『VIII』など後期シリーズについては、ドリコムが権利を保有している。

 ニュースリリースによると、初期5作はこれまで移植やリメイクなどが積極的に行われていない状況だったが、今後はAtariがオリジナル版の移植、リマスターやコレクションタイトル、新作展開などを計画しているという。また、ゲームに留まらず、グッズやカードゲーム、ボードゲーム、書籍、テレビや映画など映像の展開も予定しているとも明記している。

 AtariのCEO兼会長であるWade Rosen氏は、今回の権利の譲渡について「『Wizardry』は非常に影響力のあるRPGフランチャイズですが、多くの作品が20年以上も利用できない状態にありました。今回、これらの初期作品を再リリース・リマスターし、コンソールへの移植やパッケージ版を市場に届けるという稀有な機会を得られたことをうれしく思います」とコメントしている。

 また、本報道を受け、『Wizardry VI』~『VIII』および『Wizardry』シリーズの国内外の商標権を保有するドリコムが、
「Wizardry(ウィザードリィ)」シリーズに関する一部報道についてという声明文を公式サイトに掲載した。

 ドリコムの代表取締役社長である内藤裕紀氏も以下の通りXにポストを投稿。Atariが『Wizardry』の初期5作の権利を取得したことは把握しているが、ドリコムから何かしらの『Wizardry』の権利を売却した事実はなく今後も売却の予定はないこと、ドリコムが『Wizardry』シリーズの国内外の商標権を保有し、今後も『Wizardry』IPのブランド管理を行うことを明らかにしている。
--------------- [2026年5月7日17時35分修正] 一部文章を追記いたしました。 ---------------
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