そんな『Rain98』が現在開催中のBitSummit PUNCHにも出展されていたので、再び取材を決行。最新版のデモの試遊に加え、“もともと2026年内にリリースするつもりだった”開発の進捗や、現時点での手応えについても話をうかがいました。
【土屋李央さんによる歌唱楽曲を使用した最新トレーラーはこちら】
雨に濡れた玲奈があまりに美しい……さらに深まる没入感

改めてプレイしてみて、玲奈という人物の圧倒的な魅力を再認識。ほぼ同じシーンをなぞっていても、その射るような視線や声色、一挙手一投足にとにかく夢中にさせられます。プレイ時間が伸びることで、彼女に幻惑されるような没入感はさらに深いものに……完成版をプレイしたらどうなってしまうのでしょう?

新規シーンでは、ガチャガチャのカプセルにおもちゃと説明書を詰めるバイトなど、製品版ではいろいろと追加されるというミニゲーム(内容が90年代末期を思い出させるものなのがイイ感じ)などもプレイしつつ、息を呑んだのがクライマックスのシーン。


この直前にあったコインランドリーのシーンも別の意味で衝撃的。なんと、玲奈から依頼されて、彼女にルーズソックスを履かせることになるのです。ちょっと唐突に感じなくもないですが、なにをするにも気怠げで、部屋の掃除も主人公にやらせる玲奈なら、ルーズソックスを履くのも面倒で、人に履かせてもらいたくなる……のかも?


国・文化・性別を超えて引き込まれる“玲奈”の魅力……反響の大きさから「見たことのないクオリティの作品を作りたい」

ただ、ゲームの進行においてメインとなるところまでは完成し切っていないとのこと。現時点でも凄まじい没入感ですから、かなり力を入れて作り込んでいることがわかります。
そんな本作を“もともと2026年内にリリースするつもりだった”というのはなかなか無謀な計画だったように(当時から薄々と)感じていましたが、販売計画を大きく超えて「序盤のクオリティアップを延々と続けている」ほど、本作に対するチームの士気が高いことがうかがえました。

90年代末期という時代を選んだ理由について改めて聞いてみると、現代のコロナ禍や世界で起きている戦争、貧富の拡大といった社会問題により生じている空気は“暗い終末観”を連想させるもので、それは90年代末期に近しいものなのではないか? という発想があったとのこと。

現時点での手応えについてもうかがってみると、国内での反響はもちろん、海外からの注目度も高く、現時点でのウィッシュリスト登録の割合も50%以上が海外からのものであるとのこと。

「現状ではいつごろリリース予定ですか?」と聞いてみると、少し苦笑いしてから“2026年内を目指したい”としつつ、ちょっと難しそうな気配……。手応えや反響の大きさから「見たことのないクオリティの作品を作りたい」という想いがチーム内で大きくなったのも、見通しが立ちづらい要因となっているようです。















