
2021年にカプコンからNintendo SwitchとPCで発売されたRPG『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』が、2024年6月14日にプレイステーション4(PS4)で発売される。2作目ではあるが、前作『モンスターハンターストーリーズ』とは直接的なストーリーのつながりはなく、こちらだけをプレイしても楽しめる内容にはなっている。しかし、前作に登場したキャラクターの成長した姿が見られるなど、前作を知っていればキャラクターへの感情移入が高まるので、可能であれば前作もプレイしていただきたいところ。
前作となる『モンスターハンターストーリーズ』も同日にプレイステーション4、Nintendo Switch、PCにて発売予定。2タイトルとも遊びたいという人には『モンスターハンターストーリーズ1+2 ダブルパック』がおすすめ。
前作となる『モンスターハンターストーリーズ』も同日にプレイステーション4、Nintendo Switch、PCにて発売予定。2タイトルとも遊びたいという人には『モンスターハンターストーリーズ1+2 ダブルパック』がおすすめ。
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かつて大ハマりした本作を3年越しにプレイしてみる
筆者は前作『モンスターハンターストーリーズ』はもちろん、アニメも視聴済み。さらに『モンスターハンターストーリーズ2』もプレイ済みという『モンスターハンターストーリーズ』マスターですが、本作をプレイしたのはSwitch版で発売された3年前。歳のせいもあり最近はすっかり記憶力が落ちているので、おもに「成長したアユリアがかわいかったな」くらいしか覚えていません。そんなわけで、PS4版を再びプレイしつつ当時の記憶を思い出しながら本作の魅力を伝えていきたいと思います。
ハコロ島ではじっくりオトモンと主人公を育成。万全の状態でアンジャナフに挑む
Nintendo Switch版を遊んだときはストーリーが気になり「早く先に進めたい」という気持ちばかりが先行して強引に進めた結果、バトルで苦戦を強いられまくるという悪循環に陥った思い出が。そのため今回はじっくりとオトモンや主人公を育成して進めることに。
イャンクックやクルルヤック、プケプケなどをオトモンに迎え育成し、モンスターの素材を集め主人公の武具も生産。ちなみに武具はモンスターの素材+お金で生産できるという流れです。『モンスターハンター』シリーズ経験者ならなじみやすいはず。
イャンクックやクルルヤック、プケプケなどをオトモンに迎え育成し、モンスターの素材を集め主人公の武具も生産。ちなみに武具はモンスターの素材+お金で生産できるという流れです。『モンスターハンター』シリーズ経験者ならなじみやすいはず。
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モンスターの素材はモンスターを倒せば集められるけど、問題はお金ですね。いちばん手っ取り早く貯める方法がサブクエストの達成。筆者の場合、村などにあるクエストボードを発見したら忘れずにチェックして発生しているサブクエストはすべて受注するようにしていました。そう言えば、Nintendo Switch版のときはサブクエストをおろそかにして、資金集めに苦労した記憶が……。
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どうにかハコロ島の大ボス、アンジャナフに挑みました。しっかりと準備したおかげで危なげなく倒すことができましたが、やはりバトルシステムは爽快感があって楽しい! パワー、スピード、テクニックの3すくみの仕組みは前作と同じですが、本作では敵の行動がより明確になっています。
たとえばアンジャナフの場合、通常時は必ずスピードで、怒り状態になると必ずパワーになります。そのため敵の攻撃タイプの3すくみ傾向だけ把握できればバトルは圧倒的有利に。とくに、主人公とオトモンが同じ攻撃タイプを選択したときに発生する“ダブルアクション”は、敵の行動をキャンセルして一方的に攻撃できる手段なので、いわゆる「ずっと俺のターン!」が実現可能となるわけです。
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この“ダメージを受けずに完封する”というバトルがたまらなく楽しい。モンスターの3すくみ傾向さえ把握しておけば、ゲーム序盤からここで触れたような爽快感のある一方的な戦いかたが可能なんです。
「そんなに一方的に攻撃だけしてて楽しいの?」と思うかもしれませんが、答えはイエス。この楽しさは正直実際にプレイしてもらわないと伝わらないかもしれません。しかしそのぶん、3すくみ傾向の読み合いで負けたりしてダメージを受けた場合は、一気にピンチに陥ることも。
さらに敵はパワー、スピード、テクニックどれにも属さない強力な範囲攻撃などを使ってくることもあるので、終始ノーダメージで済む、というわけではありません。このあたりの匙加減というかバランスが、まさに絶妙なんですよね。うっかりミスすると一気にヤバくなる緊張感。この状況は『モンハン』シリーズあるあるかもしれません。いつもの『モンハン』で言えば、調子に乗って立ち回っていたところ、痛い一撃を食らって急に焦っちゃうみたいな。
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みんな大好きナルガクルガ。終盤まで頼りになる存在です
アンジャナフを倒し冒険の舞台はアルカラ大陸へ。ここではオトモンにできるモンスターの種類が一気に増え、ライドアクションも豊富になるので探索の幅が一気に広がります。ハコロ島同様に、じっくりオトモン集めや武具生産を兼ねつつ育成。
この大陸では、筆者が初プレイのときもお世話になったナルガクルガをオトモンにできる場所。オトモンには“ライドアクション”というものがあり、ドスランポスならジャンプ、イャンクックなら岩砕きというようにオトモンごとに使えるアクションが決まっています。これらを活用することで探索できる範囲がさらに広くなるのですが、ナルガクルガの“隠密”は、敵に見つからなくなるという神性能なんです。
この大陸では、筆者が初プレイのときもお世話になったナルガクルガをオトモンにできる場所。オトモンには“ライドアクション”というものがあり、ドスランポスならジャンプ、イャンクックなら岩砕きというようにオトモンごとに使えるアクションが決まっています。これらを活用することで探索できる範囲がさらに広くなるのですが、ナルガクルガの“隠密”は、敵に見つからなくなるという神性能なんです。
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あとは水上を移動できるロアルドロスも便利です。
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おすすめのオトモン紹介みたいな流れになってしまったので、筆者お気に入りの武器もついでに紹介。序盤から生産できて長く役立つのはズバリ、ブルームナイフのような毒を付与できる武器だと思っています。攻撃時に一定確率で相手に毒を付与でき、毒状態にすると毎ターン継続ダメージを与えられるので、相手を問わず使い勝手がいいんですよね。余裕があれば強化して……と考えるのがすごく楽しいんです。
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アルカラ大陸もじっくり探索してストーリーを進めていると、ついにリオレウスがふ化する段階を迎えました。この先はリオレウスがパーティに加わり、バトルでも活躍してくれます。やはりリオレウスは『モンハン』を代表するモンスターだけにテンションが上がりますね。かっこいいし。
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ここからの展開では、リオレウスの力を制御するためロロスカ地方へ向かうことになりますが、ここで前作でおなじみのアユリアが登場。本作は前作から4年後という時代設定なのでアユリアも成長しています。大人になったアユリアもやはりカワイイ! ロロスカ地方ではアユリアが共闘パートナーとしてともに戦ってくれますが、武器が狩猟笛なのでサポートが超優秀です。
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ロロスカ地方ではアンジャナフやネルスキュラ、ザボアザギルなどのタマゴが入手できるので、オトモンのパーティ編成を見直すにもいい機会。筆者お気に入りのアユリアもいることだし、しばらくここで過ごすとしよう。
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と、約3年振りのプレイとなった『モンスターハンターストーリーズ2』ですが、バトルの爽快感やオトモン集めの楽しさ、そして育成して強くなっていく充実感はやめどきを失うほど。何より『モンハン』の世界観が、その楽しさを倍増させてくれます。シリーズ経験者はもちろんですが、未経験者にとってもRPG作品としてすばらしい出来になっているので、本作をきっかけにほかの『モンハン』作品に触れてみるのもいいかもしれません。
また、“アクションは苦手だけどRPGは好き”という人も、本作で『モンハン』の世界を堪能してみてはいかがでしょう。ハンターではなくライダー視点での『モンハン』をぜひご堪能あれ。