
※本記事は、2024年1月9日にアップした記事を再編集したものです。![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/29625/a3fb5ed13afe8714a7e5d13ee506003dd.jpg?x=767)
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CMのあの曲が耳から離れない
いまから22年前の2003年(平成15年)1月9日は、プレイステーション2(PS2)版『ことばのパズル もじぴったん』が発売された日。
『ことばのパズル もじぴったん』は、ナムコ(当時)から発売された一風変わったパズルゲーム。もともとはアーケードゲームとして2001年にリリースされたが、2003年のPS2版登場以降はおもに家庭用ゲーム機やスマートフォン向けに開発されている。
長いこと音沙汰がなかったものの、現在最新作となる『ことばのパズル もじぴったんアンコール』がNintendo Switch、PS4、Android、iOS、PC(Steam)と複数のハード向けに発売されているので若いゲームファンの中にもプレイしている人がいるんじゃないだろうか。
『ことばのパズル もじぴったん』は、ナムコ(当時)から発売された一風変わったパズルゲーム。もともとはアーケードゲームとして2001年にリリースされたが、2003年のPS2版登場以降はおもに家庭用ゲーム機やスマートフォン向けに開発されている。
長いこと音沙汰がなかったものの、現在最新作となる『ことばのパズル もじぴったんアンコール』がNintendo Switch、PS4、Android、iOS、PC(Steam)と複数のハード向けに発売されているので若いゲームファンの中にもプレイしている人がいるんじゃないだろうか。
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『もじぴったん』シリーズがユニークなのは、やはり類を見ない新発想のゲームルールにある。基本的には、あらかじめ配置された文字に“もじブロック”を足して新たな言葉を作り出し、空いたマスをすべて埋めるなどの条件を満たせばオーケーだ。
たとえば「あい」という言葉が配置されていた場合。アタマに“き”のもじブロックを足すと「きあい」、または“し”を足せば「しあい」に。あるいは後ろに“す”を足して「あいす」にしたっていいだろう。“ま”を足して「あいま」にした場合は、さらに“す”を付け足して『アイドルマスター』の略称「あいます」にしたって問題ない。とにかく自由な発想で言葉を作り出せばいい。
たとえば「あい」という言葉が配置されていた場合。アタマに“き”のもじブロックを足すと「きあい」、または“し”を足せば「しあい」に。あるいは後ろに“す”を足して「あいす」にしたっていいだろう。“ま”を足して「あいま」にした場合は、さらに“す”を付け足して『アイドルマスター』の略称「あいます」にしたって問題ない。とにかく自由な発想で言葉を作り出せばいい。
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本作に対して思わず感心せずにいられないのは、対応してくれる言葉のバリエーションがとにかく豊富であること。国語辞典に載っているような日本語は当然だが、流行語や俗語みたいなその時々の言葉にも対応してくれるのがうれしいポイント。
ダメ元で配置した文字が本人がまったく想定していない単語を作り出してくれることなんかもあり、大きな笑いを生んでくれたりもする。それもそのはずで、PS2版の時点で対応した言葉は8万2000語以上あったというから驚いてしまう。
このときのゲーム用辞書はゲームデザイナーの後藤裕之氏がほぼひとりで作っていたというから、さらにビックリだ。あとこれは豆知識だが後藤氏は当時、円周率暗唱世界記録保持者だったとのこと。いやすごすぎる。
ダメ元で配置した文字が本人がまったく想定していない単語を作り出してくれることなんかもあり、大きな笑いを生んでくれたりもする。それもそのはずで、PS2版の時点で対応した言葉は8万2000語以上あったというから驚いてしまう。
このときのゲーム用辞書はゲームデザイナーの後藤裕之氏がほぼひとりで作っていたというから、さらにビックリだ。あとこれは豆知識だが後藤氏は当時、円周率暗唱世界記録保持者だったとのこと。いやすごすぎる。
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最新作の『もじぴったん アンコール』では「ぴえん」、「すきぴ」、「そーしゃるでぃすたんす」、「りもーとかいぎ」、「きゅんです」、「そろきゃんぷ」というような令和ならではの言葉にも対応済み。対応する言葉の数も13万語以上にスケールアップしている。
対戦プレイが可能で、筆者も週刊ファミ通編集部で同僚と対戦をくり返した記憶がある。語彙力が問われるため、やはり編集者としては負けられずバチバチとした本気の戦いがくり広げられたと思うのだが、勝った記憶はまったくないのが無念なところ。
公称ジャンル“知的好奇心くすぐり系パズルゲーム”とはよく言ったもので、まさにそこをくすぐられて対戦をくり返した日々だった。
対戦プレイが可能で、筆者も週刊ファミ通編集部で同僚と対戦をくり返した記憶がある。語彙力が問われるため、やはり編集者としては負けられずバチバチとした本気の戦いがくり広げられたと思うのだが、勝った記憶はまったくないのが無念なところ。
公称ジャンル“知的好奇心くすぐり系パズルゲーム”とはよく言ったもので、まさにそこをくすぐられて対戦をくり返した日々だった。
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“ぴったんたんたもじぴったん”のフレーズでおなじみの楽曲『ふたりのもじぴったん』も非常に有名。ゲーム中はもちろん、CMなどにも使われているので聴いたことがある人も多いはずだ。『ゼノサーガ』のファンディスクに『ふたりのぜのぴったん』が収録されたり、『アイマス』の高槻やよいが歌唱したバージョンがあったりもするので、そちらの方で知っている人もいるかもしれない。
最新作は前述の通り『もじぴったん アンコール』。いま遊ぶなら対応する言葉の多い本作で間違いないだろう。