『F-ZERO GX』を“ゲームキューブ Nintendo Classics”でプレイして音速を遥かに凌ぐ“時速2000キロオーバー”の過酷な世界を思い出した【Switch2体験会】
 2025年4月3日、任天堂はメディアや一部関係者向けに、新ハードとなるNintendo Switch 2(ニンテンドースイッチツー)の体験会“Nintendo Switch 2 Premiere”(ニンテンドースイッチ ツー プレミア)を開催。Switch2本体の展示に加えて、対応ソフトの試遊などが行われた。本記事では“ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics”のリポートをお届け。
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 会場でプレイできた“ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics”対応タイトルは4本。サービス開始時からプレイできる『
ゼルダの伝説 風のタクト』、『ソウルキャリバーII』、『F-ZERO GX』と、後日追加予定の『スーパーマリオストライカーズ』でした。

 プレイできる時間は限られていたので、筆者はとくに思い入れがあった
『風タク』、『ソウルキャリバーII』、『F-ZERO GX』を遊ぶことに(※)。
※『マリオストライカーズ』だけ触れられなくてすみません! サービスに追加されたときは必ず遊びます。[IMAGE]
 その中でもとくに強く印象に残った『F-ZERO GX』を中心に、3タイトルをプレイした所感について書いていこうと思います。いずれのタイトルもリマスター化により画質が向上して、いま見てもあまり古さを感じないグラフィックになっておりました。

『F-ZERO GX』

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 筆者にとって初めて触れた『F-ZERO』シリーズだった本作。その特徴はなんといっても最高速度は時速2000キロメートルオーバーという圧倒的スピード感。景色がギュンギュンと後ろに流れていく中、少しの判断ミスで順位を大幅に落とすことになる非常に緊張感の強いレースが楽しめます。

 昨今の『
マリオカート』シリーズなどに慣れた状態で20年以上振りにプレイする本作は、このシビアさがとにかく刺激的。リスク覚悟でブーストを連続使用して、ライバルを抜き去って1位を獲ったときのアドレナリンが全身から放出されるような興奮は、たまらないものがありました。
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 今回遊んだコースはルビーカップの“ミュートシティ”と“カジノパレス”だけだったのですが、とくにカジノパレスのBGM『Shotgun Kiss』は当時から大好きなめちゃくちゃカッコいい楽曲(『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにも収録されているので、そちらで聴いたことがある人も多いかも)。ライバルとのデッドヒート中の気持ちをいっそうアゲてくれました。

 個人的に、今回プレイした中では正式サービス開始後にもっとも夢中で遊ぶことになりそうだと感じました。オフライン・オンラインでのマルチプレイ(オンラインはフレンドのみ)にも対応しているとのことで、同じような“スピード狂”を見付けたらこちらも試してみたいです。
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『ゼルダの伝説 風のタクト』

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 こちらも『ゼルダ』シリーズの中でも思い入れの強い一作。

 詳しくは別途記事を書く予定ですが、カメラ操作が現在のゲームとは左右反対になっており少し戸惑ったものの、スタッフさんにボタン設定の変更方法を教えてもらうことで快適に楽しむことができました。
 デフォルメが効いた可愛らしいビジュアルも魅力のひとつなので、リマスターの恩恵が大きい作品です。
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『ソウルキャリバーII』

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 任天堂の看板タイトルである『ゼルダの伝説』のリンクがゲームキューブ版のゲストキャラクターとして登場することになり、当時話題となった対戦武器格闘ゲーム。筆者もリンク目当てに本作を買って以来、シリーズのナンバリング作品のほとんどを買ってプレイしています。

 今回もリンクを使用してアーケードモードをプレイ。リンクは
『ソウルキャリバー』シリーズ初の飛び道具を使用するキャラクター。基本的には扱いやすい性能である一方、極めようとすると少々テクニカル。近接攻撃から弓・ブーメラン・爆弾への連携が決まると気持ちいい!

 ダンジョンの謎解きでおなじみの“箱押し”の動作が投げ技のモーションに取り入れられていたりと、元ネタ探しも楽しいこだわりのゲストキャラクターになっているので、最近
『ゼルダ』ファンになった方にもぜひ触れてみてほしいです。
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ゲームキューブ コントローラーについて

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 今回の試遊はNintendo Switch Online加入者限定商品となる“ニンテンドー ゲームキューブ コントローラー”でプレイしました。当時と変わらない感覚でプレイできるデザインに、無線接続が可能。“ゲームチャット”を使用するためのCボタンや、“Nintendo Classics”用メニューを瞬時に呼び出せるZLボタンなどが増えているのが特徴です。

 当時の思い出に浸りつつ対応タイトルをプレイしたい人は、ぜひこのコントローラーで遊んでみてください。
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