『スーパーマリオパーティ ジャンボリー + ジャンボリーTV』画面内の自分たちの姿に大盛り上がり。マウス操作&カメラを使ったミニゲームに熱中して仕事を忘れてガチ対戦【Switch2体験会】
 2025年4月3日、任天堂はメディアや一部関係者向けに、新ハードとなるNintendo Switch 2(ニンテンドースイッチツー)の体験会“Nintendo Switch 2 Premiere”(ニンテンドースイッチ ツー プレミア)を開催。Switch2本体の展示に加えて、対応ソフトの試遊などが行われた。本記事では『スーパー マリオパーティ ジャンボリー Nintendo Switch 2 Edition + ジャンボリーTV』の試遊レビューをお届けする。

 本作は、2024年10月17日にNintendo Switchで発売された『
スーパー マリオパーティ ジャンボリー』の内容はそのままに、Nintendo Switch 2ならではの遊びを追加したタイトル。Switch版で楽しめた内容に加え、Joy-Con 2のマウス操作を使ったミニゲームや、別売りのカメラを使った遊びなどが追加されているのが特徴だ。『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』をすでに持っている場合は、Nintendo Switch 2専用の“アップグレードパス”を購入するとプレイ可能。

 今回の試遊では、マウス操作を使ったミニゲーム、カメラ操作を使ったミニゲームの両方を体験できた。その模様をお届けしていく。
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マウスの繊細な操作を求められるミニゲームにバカ騒ぎ

 マウス操作のミニゲームで体験できたのは6つのうち4つ。いずれもふたり対ふたりで対戦を行うものだった。今回はロマンシング★嵯峨とゆーみん17の女性編集者チーム、北埜トゥーンとバーボン津川の男性編集者&ライターチームに分かれて対戦を楽しんだ。仕事を半分(以上)忘れて熱中した我々が遊んだミニゲーム4種を感想を交えて紹介していく。

クッパからのメール

 何も印がないメールはフォルダのアイコンに、クッパのシールつきのメールはゴミ箱へと仕分けしていくミニゲーム。途中でハートマークのメールが現れて、3種のメールの仕分けを行うことになる。すべてのメールを分別し終えたのが早かったチームが勝利となる。

 マウス操作でメールがある位置までカーソルを移動させ、ドラッグ操作で分別するという単純明快なルールだが、シンプルだからこそ差がつきづらく、かなり白熱した。マウス操作に慣れるにはもってこいのミニゲームだ。

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ぬいぐるみタワー

 さまざまな形状をしたブロックやヨッシー、スターなどのぬいぐるみを積み上げていき、制限時間終了後により高く積み上げたチームが勝利となるミニゲーム。

 バランスよくオブジェクトを積み上げていくかが重要に。順調に積み上げていったと思ったら、バランスを見誤って一気に崩れてしまうことも。制限時間がほどよく短く、焦りが生まれるのがミソ。最後まで勝敗がわからないハラハラした展開が楽しめた。

キノピオレスキュー

 キノピオをつかんで電流に当たらないようにゴールまで移動させるのが目的で、慎重なマウス操作が必要になるミニゲーム。先に2名がゴールしたチームが勝利。コースにはチェックポイントが用意されていて、そこを通過するとその位置からの再スタートができるようになる。

 曲がりくねったコースを慎重に進むか、それとも大胆に進めるかが人によってわかれそうなゲーム性。いわゆるバラエティー番組の人気企画を彷彿とさせるミニゲームだが、ほかのキャラクターとぶつかる仕様で、ライバルをジャマすることもできるのがポイントで、ついカッとなる展開も多数でめちゃくちゃ盛り上がった。

激突プルバックカー

 LまたはRボタンを押しながらマウスを引いて(下方向に移動させる)、向きを調整してカートを発進。相手のゴールに到達したら得点となり、制限時間での総合得点が多いチームの勝利。

 コースは一直線で、向きがずれると川にドボン。マウスを引きながらの向き調整がなかなか難しいうえに、ほかのキャラクターとぶつかる仕様。マウスを大きく引くと移動距離も伸びるが、そのぶん事故率も高まり、なかなかゴールにたどり着けない。妨害に徹するプレイも楽しめそうで、相手との駆け引きが熱いミニゲームだ。

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 いずれも簡単なマウス操作で楽しめるミニゲームで、すぐにルールが理解できるものだった。シンプルなルールでありながら、勝負になると思わず熱中してしまう。このあたりはさすが
『マリオパーティ』、どれもおもしろくて今回遊べなかった残りの2個のミニゲームが気になって仕方がない……!

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 と、ここまで4つのミニゲームをプレイして2勝2敗と勝負は均衡。そして我々は勝敗を決すべく、カメラを使ったミニゲームに挑むことに。

カメラの取り込み技術にビックリ、体の動きと声で全力で楽しむ

 カメラを使ったミニゲームは、会場内に設置された小部屋で体験できた。

 まず驚いたのは、カメラの画角。横に広い部屋で4人が並んで立ったのだが、即座にカメラが人物を読み込み、画面に4人の姿が映し出されたのだ。設置しているカメラとの距離にもよるが、思った以上に画角が広い印象。集まって遊ぶ場合も、密集せずとも並んで遊ぶことができそうだ。

 また、画面内に映し出されるのは自分たちの姿だけで、背景はくり抜かれていることにも驚いた。背景がグリーントーンでもないのに、カメラの前に立って数秒で認識されるとは、この技術力、恐るべし……。
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こちらの写真は電撃NINTENDO編集部のプレイの様子。向こうのチームも楽しそう。

 さて、カメラの性能はこのあたりにして、ミニゲームの話に戻ろう。今回、遊べたのは、クッパが開催するライブに参戦する“クッパオンステージ”というもの。体の全体の動きや声を使ったミニゲームが楽しめた。

 座る、立つといった指示に従うミニゲームのほか、ひたすらコインブロックを叩くミニゲームを体験したのだが、体全体を使ってゲームに挑むのはなかなかおもしろい。目の前に案内役のスタッフの方がいたが、そんなの関係なしに思わず全力で楽しんでしまった。
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 そしてゲーム画面に映し出される自分の姿はちょっと不思議な感覚で、ゲームの中に自分たちが入り込んだ気分。おそらく、ひとりで遊ぶRPGで自分の姿が映し出されていたらちょっと恥ずかしい気持ちが生まれてきそうだけど、みんなで遊べるパーティゲームだからこそ違和感なく存分に楽しめた。カメラを使った遊びは、本当に
『マリオパーティ』とマッチしている。

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 最後には、声と全体の体の動きで盛り上がっているかを判定するミニゲームに挑戦。最後に持っている力を出し切るレベルで大声を出して飛び跳ねまくったが、結果は女性編集者チームの勝利。男性チームの我々にはまだ羞恥心があったのかもしれない……。


 マウス操作を使ったミニゲームに続き、カメラ操作を使ったミニゲームも気づけば仕事を忘れて熱中してしまった。体の動きや声を使ったミニゲームは場所を選ぶが、それさえクリアーできればかなりおもしろい体験が味わえそう。ほかにもスゴロク中にプレイヤーの顔を映し出しながら楽しむこともできるようなので、こちらもぜひとも機会があれば試してみたいところ。

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 マウス操作やカメラ、マイク、振動などを使った新作のミニゲームは全部で20種類。前述の通り、すでにSwitch版
『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』を所有している人は、2000円[税込]でアップグレードパスを購入すると遊べるようになる。

 新たな遊びを追加して、遊びの幅がグッと広がった同作。製品版が発売されたら、また誰かを巻き込んで対戦を楽しもうかな。
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